「「人の役に立つ」人になる大切さ」ラーゲリより愛を込めて やんやんさんの映画レビュー(感想・評価)
「人の役に立つ」人になる大切さ
常に前向きな山本でも戦争は怖いと言っています。異国の収容所という地で生き抜くだけでも難しい。ソ連の監視や上官も国の方針に従っており、決して誰が悪で誰が正しいはない。家族を含む多くの人を巻き込む戦争の残酷さと他国の友好関係の大切さを再認識できる映画でした。ぜひ他国でも上映し、より一人でも多くの方に見ていただきたい作品です。息抜きや希望の大切さ、山本の人格が大変学びになる作品でした。極地シベリアでも笑顔になれるのは、趣味な息抜きと希望でした。笑顔は冷静になることができ、今まで制限されたことも交渉できたり、制限する範囲が狭くなっていき、更なる希望を作り出しています。
山本の人格は誰も見捨てずに人を助けるが、人にあまり頼らない性格です。最初はあまり好かれなかった山本ですが、この性格により段々とラーゲリーの中心になりました。また、欲望がなく、真に成功する方はこういう方なんだなと改めて再認識することができました。
脳内にある思いは誰にも壊されることはなく、自分で壊すことしかできません。しかし、修復することはできます。シベリアでの収容は最初真っ暗でしたが、山本の行動により、大切な思いと希望を一人一人が思い出すことができました。
変わりに山本の思いを伝えることができたのは山本の今までの努力でしかありません。
どんな場所でも誰に対しても愛を込めれる人になりたいですね。
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