「映画を越えて、もはや教材」ラーゲリより愛を込めて tigerdriverさんの映画レビュー(感想・評価)
映画を越えて、もはや教材
後半、もう涙が長い時間ずっと止まらず。映画館全体がすすり泣き状態でした。
なんとなくはこういうストーリーで、終わり方も概ね予想できていたものの、ああいうかたちで泣かせてくれるとは・・・というラスト。
国語辞典によると、”道義”とは、人のふみ行うべき正しい道、とのこと。そして、ラーゲリでなんとなく分かったという、”人が生きる意味”については、なんとなく想像はできたものの劇中では明確に語られることはなかった。1人1人が考えていかないといけない、ということだろう。
友情、家族愛、親への感謝、戦争の悲惨さ、歴史認識、日本という国、道義、人としてどう生きるべきか・・・。これは映画を越えて、もはや教材です。
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