「それぞれの想い」ラーゲリより愛を込めて 櫻井さんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの想い
第2次世界大戦後のシベリアの収容所(ラーゲリ)に捕虜になってしまった日本人(軍)の話。
映画という作品で観る限りではロシア兵から日本人への仕打ちはまだキレイに映されてるがリアルはかなりヒドイ仕打ちを受けてたんでしょうね。
10年近く捕虜されて、なれない他国、自由も許されない、許されたのは唯一日本への手紙。
映画観ながら、それぞれの想いが書かれてる手紙はちゃんと日本へ届けてくれるの?!と思いながら観てました。
今はネット当たり前の時代で世界中の人とコミュニケーションがとれるけど、この時代は手紙というツールしかない。
手紙出して相手からの返事が届くまでどの位の期間がかかるんだろう?!
でもこういった過去の積み重ねで、何不自由無く今生活出来てるんですよね。
感謝の気持ちです。
あと松坂桃李さん色んな作品に出て活躍されてますが作品ごとの色に染まって素晴らしい役者さんだなと思って観てます。
ラストの安田顕さんの記憶した遺書をモジミ演じる北川景子に発するシーンは泣けた。
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