「僕らはバトンを託された」テレビで会えない芸人 respectkunieさんの映画レビュー(感想・評価)
僕らはバトンを託された
本日、江戸川区のメイシネマで拝見しました。
私は50代ですが、永六輔さんとか、立川談志さんらのような戦後民主主義の良心のような人たちから私たちは託されたものがあるのだと感じました。
現在、ウクライナの情勢などに触れると、憲法9条などはきれいごとのように感じられるのでしょうが、そもそも憲法9条は理想であり、現実を理想に近づけるのがあるべき姿だろうということは、今更その通りだと思えました。
途中、舞台で披露された日本国憲法前文には、あまりの美しさに涙が流れました。
スポンサーに気を遣い、言いたいことを言わないサラリーマン芸人ではない、芸人として本来あるべき姿が示されていたと思います。
いい歳になった大人が、それぞれの持ち場でサラリーマン的ではなく振舞うことが重要なのだと感じました。
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