「青春SFコメディの傑作」四畳半タイムマシンブルース 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
青春SFコメディの傑作
目黒シネマさんにて
劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』(2017)、『四畳半タイムマシンブルース』(2022)鑑賞。
2023年一番面白かった『リバー、流れないでよ』で原案・脚本の上田誠さん(劇団ヨーロッパ企画)が手がけた劇場アニメ作品が3日間限定(24年8月1日(木)~3日(土))二本立てとのことで、いざ劇場へ。
『四畳半タイムマシンブルース』(2022)
森見登美彦さんの原作小説『四畳半神話大系』と上田誠さんの戯曲、2005年本広克行監督で映画化もされた『サマータイムマシン・ブルース』とのコラボレーション作品
『サマータイムマシン・ブルース』はドタバタ青春SFコメディの傑作でしたが、
森見登美彦さんの世界観、中村佑介さん原案のキャラクターとこちらも上手く融合してましたね。どんどんと複雑怪奇化していくストーリーが最後にすべて一本の時系列になる伏線の回収はお見事でしたね。
『夜は短し歩けよ乙女』同様、こちらも最後にきちんとボーイミーツガールしてホロリとさせられましたね。
3日間上映と極端に短い上映期間にもかかわらず、目黒シネマさんのインシアター展開も凄かったですね。
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