「全自動レストランって、未だに無いよね。あっても行かんけど。」全自動レストラン masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
全自動レストランって、未だに無いよね。あっても行かんけど。
1926年といへば産業革命も一息つき、世界恐慌直前。
この映画は化学万能の夢と労働者達の不安が生み出した泣き笑いのファンタジーです。
バワーズの作品「たまご割れすぎ、、」でも謎のピタゴラスイッチ的全自動機械が登場します。
この頃の世相というか子供の夢というか全自動レストランもなかなかカッコいいメカです。
お得意のストップモーションアニメはマシンの配膳機能で控えめだな、、、と思っていたらシュワンクマイエルもびっくりの牡蠣の中身が自力でスープに飛び込む謎のビザールカット!
そしてお決まりの大爆発。
この辺はドリフのコントまで海を越え脈々と受け継がれております。
スラップスティックやストーリーとしての完成度なんかより、やっぱり彼の映画は漫画みたいなとんでもない映像で魅せる所に有るんだろうなぁ、とこれを書きつつ再確認。
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