「犬好きは観ないほうがいいかも」LAMB ラム 雑穀さんの映画レビュー(感想・評価)
犬好きは観ないほうがいいかも
物語のはじまりから「何か絶対悪いことが起きそうな不穏な空気」がずっと漂っています。
この映画で妙に印象的だったのが動物の愛らしさ。
しっぽをぴーんと立てて上機嫌に闊歩する猫、主人になついていることがよくわかる牧羊犬、そしてアダ。
アダをもっと不気味に描くこともできたとおもうのですが、とても愛らしく無垢な存在という印象を持ちました。
ラストで登場する黒い羊人間の不気味さを際立たせるためでしょうか。
空白が多く、鑑賞後にも多くの事を考える余地を生んでいるのが良かったです。
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