「まぁ、こういうサイコスリラーもありってことで」LAMB ラム yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁ、こういうサイコスリラーもありってことで
今年277本目(合計552本目/今月(2022年9月度)20本目)。
まぁジャンルとしてはおそらく「スリラーもの」「サイコもの」になるのでしょうか…。ある羊飼いの夫婦が「羊っぽいが羊ではない何か」を生んでしまい、そこからいろいろな悲劇が発生するという趣旨も映画です。
いくつかのチャプター(確か3つだっけ?)には分かれていましたが、いかんせん英語でもなければ英語から推測がつく言語でもないのでほとんど理解がおいつかない状況です。一方で画像はきれいで、その「心の病んでいきよう」は刻々と進んでしまいます。
いかんせん英語圏以外の映画なのでどのような文化事情があるのかはパンフを買わないとわからないし(典型的なパンフ抱き合わせ論点)、まぁ買わなくても、「あそこまで「羊か羊でないのかよくわからない」ものを飼っていれば」そりゃ誰でも精神崩壊しそうですね…。
惜しむべきはこの映画、実はあまり字幕がなく、目線だけだったりという部分が結構多いです(またこの「羊らしき何か」と話をしているシーンでは当然会話などのシーンがないため、結果的に少なく見える)。そのため、細かい描写からも理解を助けるものを探す必要が出ますが、いかんせん文化圏はある程度わかっても英語ではないので調査にある程度制限・上限が出るタイプの映画でしょう。
まぁ多少「病んでいるなぁ」とは思いつつも、「単純に怖いだけではなく、少しずつ精神がおかしくなっていく」系の映画としては推せるし、「動物+ホラー」というタイプで見たい方にはおすすめです(まぁ、最後は全員精神崩壊しますが…。)