「ホラー?アクション?新感覚のバイオハザード」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ ニンフィア好きさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ホラー?アクション?新感覚のバイオハザード

2022年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

難しい

ゾンビ映画の代表格「バイオハザード」が新しい形で映画化。ラクーンシティって今までもバイオハザードの舞台になってきた街だった気がします。そこは同じなんですね。でも、ミラ・ジョボヴィッチのとは違い、ストーリーもキャストも全く新しいものになっていて、新感覚を最後まで楽しむことができました。化け物ばっかり出てくるので、ハリウッドが好きな形で過激な映画にしてくれたと思います。

そもそもバイオハザードのゾンビは、地下室で作られたT-ウイルスによって人々がゾンビになったというのが軸でした。でも今作は、そこまで細かく描かれていません。どこからともなく現れた一人のゾンビがゾンビウイルスを広めるとこになるんです。「新感染」みたいですね。一つの町が舞台でしたがずいぶん狭い領域で物語がズカズカ進んでいっていました。話のテンポは少し速いくらいかもしれませんが、ゾンビを殺しまくってるんだから、それ以外のストーリーは序盤さえわかれば気にしないで良さそうですけどね。多分、ゾンビ映画って大体そんなものだと思います。「アイアムアヒーロー」なんかもそうでした。少しずつゾンビが増えていき、あとはもうパニックと乱闘で我々鑑賞者をドキドキさせればいいんです。そういうところを楽しめるのがゾンビ映画の醍醐味だと思います。今回のバイオハザードもなかなかグロテスクで、恐怖のパニックでした。良くも悪くもアメリカらしい仕上がりだったと思います。途中でストーリー展開に少し困惑しましたが、そんなことは気になりませんでした。それくらいゾンビワールドに没入できたと思います。

ちなみになんですが、この映画吹き替えが豪華ですね。ファイルーズあいさん、木村昴さん、梶裕貴さん等々。吹き替え版の一つの楽しみ方です。

ニンフィア好き