「原点回帰?」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
原点回帰?
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舞台や登場人物はゲームに原点回帰したようだ、ゲーマーではないのでバイオハザードといえば派手な立ち回りのミラ・ジョボビッチの映画のイメージしかないから、全く別物。冒頭から子供を出汁にしたホラー調、どうか酷い目に合せないでとハラハラ・・。
個人的には新たな路線を狙うなら古典的なバンパイア系ゾンビとの醜悪な闘い一辺倒から少しは工夫しているかと期待したが相変わらずでした、興業的には従来のファン層を当てにせざるを得なかったのでしょう。
ゾンビと言ってもウィルス感染者、映画でも人間味を消したうえで殺していましたがコロナのパンデミックに遭遇してみると微妙、麻酔銃やスタンガンでは非力としても殺さずとも無力化する策を編み出して欲しい気もします。倒すべきは犠牲者でなく仕組んだアンブレラ社なのですから・・。
赤とんぼ羽をとったら柿の種という戯れ唄があったがその通りのアンブレラ社のアッシュフォード家の双子の映像が流れましたね、子供は悪気はなくともわりと残酷なことをしでかしたりするようです、そういえばグリム童話などの世界も残酷ですから、この手の映画も一言で野蛮と片付けられない複雑さがあります。
元々ホラー系は苦手なのに観てしまった感想ですから、この手の映画のファンにしてみれば的外れの余計なコメント、相済みません。
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