「自分の母校の校歌は歌えないのに」劇場版 おいしい給食 卒業 夢のしじまさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の母校の校歌は歌えないのに
常節中学校と黍名子中学校の校歌は歌えるという、テレビシリーズからずっと観続けているファンです。教育現場のリアルとしてはあり得ないだろうと、学校に通ったことしかない私でも分かる展開や結末ですが、そんなことは関係ないぐらい面白かったです。
甘利田先生役の市原隼人さんのテンションの出し方が素晴らしいのは言うまでもなく、前作の映画から“敵役”の教育委員会の鏑木さんを「金八先生」の加藤優だった直江喜一さんが演じていることがツボに来ています。真逆の役なんで。
甘利田先生や神野ゴウ君は給食が大好き。でも、給食じゃなくても良いんです。誰にでも大好きなものがあって、それを好きでい続けられることがどれだけ素晴らしいことか。本作からはそれを学びました。
こんなに面白くて楽しくて感動できる映画なのに、上映されていない県が結構あることが残念です。はい、私も他県に観に行きました。
コメントする