「無い中での幸福」こんにちは、私のお母さん またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
無い中での幸福
クリックして本文を読む
メインの舞台は81年。我々のバブルに向かう81年とは全く異なった、まだ金やモノが行き渡る前の中国。今では全く考えられないが、90年代でも日本より2~30年遅れてるなんて事が言われていたな。
この映画にはモノが無くても楽しく暮らしていた当時の若者たちの姿が明るく描かれており、またライバルとのつばぜり合いなど定番のコメディ要素と相まって中国で大ヒットを記録するのも頷ける。
文革が終わって5年ほどでここまで明るい時代だったか、本当のことははわからないが、5年暮らした廈門市は昔から裕福な土地で、知人たちのかつての同僚同士のコミュニティを思い出してなるほどと納得する一方、貧しかったはずの全土の人たちにとってもこうあってほしかったという過去なのかな、とも思われる。
母の役者さん美しかったです。
コメントする