「痩身術かもね」母の聖戦 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
痩身術かもね
10代後半と思しき娘を誘拐された母親が奔走する話。
彼氏とデートという娘を送り出し、車で出かけて用事を済ませていると、見知らぬ男達に止められて、娘を誘拐したと告げられて巻き起こって行くストーリー。
別居して若い女と暮らす旦那をなんとか巻き込み身代金を用意したが、娘は帰ってこずに値切ったからと更なる要求。
それに応えても…。
街中でどうどうと顔を晒して誘拐を告げる犯人って、警察が宛てにならない国は恐ろしい…。
そして自分で何とか手掛かりを追って、希望の芽が出て来て、映画としてかなり面白くなってきたけれど、ドンの件あたりから少しダレ気味に。
まあ、そういう境遇に置かれた母親の心境をみる作品といえばそうなんだろうけれど、その後も結局もやもやっと。
最後も恐らくそういうことなんだろうな…というちょっとだけ期待させる様な締めで、余韻が中途半端に感じた。
途中まではかなり良かったんだけどね…。
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