親密な他人のレビュー・感想・評価
全2件を表示
サイコパス過ぎるやろ!て話
クリックして本文を読む
こうゆう無さそうで無さそうな
そりゃな無いわなって話こそ映画の魅力で
演者さんの怪演が毎度素晴らしく楽しく鑑賞できた。
今の掃き溜めみたいな世の中を思うと、こんな話無さそうでありそうとまで思えた。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
女をたぐり寄せて演じた、だけのことはある
クリックして本文を読む
冒頭いきなりカミソリ。
先端恐怖症の私には「え!?ホラー?」くらい怖い出だしでした。
息子の家出か失踪に心を痛めて、情報を集い、静かな日常を送る。そんな日々になぜか突然、鏡で自分の下着姿を見る、中年の黒沢あすかのシーン。
やはりどんなに妖艶な女性も、歳を取るものなんだな…と時の流れを感じたが…
シーンが進むにつれて、復活していく艶。
オレオレ詐欺をやっているというか、やらされている逃亡したい家なし家族なしの男の子を拾って、育てるはずだった我が子の代わりに愛でる。
血縁だったら問題のある距離感で、愛でる。
それによって蘇る精気。なんと溌剌とした目。
これぞ黒沢あすかの真骨頂。
それはまるで、エリザベート夫人。
段ボールの中は見せなくて大丈夫。
見せてしまったらもう、冷たい熱帯魚化してしまう。
そしてまたいなくなった息子。
また始まった、息子の家出か失踪に心を痛めて、情報を集い、静かな日常。
そこに鳴る、一本の電話。輝く瞳。怪しげな微笑み。
引越しは、するのだろうか。
防虫対策?防臭?頑張っても、数が増えたらどうするんだろうなぁ。
私は好きでしたね、この作品。
それと、黒沢あすかに魅せられたオジサンで一杯の映画館の雰囲気が、とっても昭和で良かったです。
全2件を表示