「戦闘シーンの迫力は秀逸」モスル あるSWAT部隊の戦い よしさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘シーンの迫力は秀逸
イスラム国と最前線で戦うイラクSWAT部隊の苦闘を描く物語。
実際にある部隊を描いた作品のようですね。
戦闘シーンは映画的にも迫力があり、それでいてリアルを感じさせる、極めて私好みの素晴らしい出来栄えでした。
ただ、戦闘シーンを映すだけではなく、合間々々に描く命の無常さも良いですね。子供は流れ弾で亡くし、ただ茫然と主人公を見上げる女性。泣き叫ぶわけでも、怒りに震えるでもなく、ただ諦めの表情。この表情が、イラクの現実を映し出すようで悲しくなりました。
この部隊の目的について、序盤から謎かけがされています。ラストで明かされるのですが、これも実話なのでしょうか?フィクションであれば、少し突拍子がなく折角のリアリティを損ねてしまったように思います。
評価は4にしました。
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