「映画というジャンルを超えた凄まじい戦争作品」モスル あるSWAT部隊の戦い ぼぶさんの映画レビュー(感想・評価)
映画というジャンルを超えた凄まじい戦争作品
このポスターから想像しうる内容を遥かに凌駕した衝撃だ❗️冒頭から徹頭徹尾緊張感がハンパなく高く一瞬たりとも休ませてくれない。しかもロケーションも戦闘シーンも超絶リアルなのだ。演出はとてもハイレベルで余計なものを一切排除している。ここまでやるともはや映画というエンタメを超えた作品といえる。今まで観てきた戦争映画のすべてが緩く見えてしまうほどだ。しかし本当の戦地とはこういうことなのかもしれない。また、こういう作風がアメリカで制作されたことは意外だ。アメリカ映画はどうしてもエンタメ性が入り込んで隙間が生じる。その定石を完全に度外視して作りあげたスタッフさんと役者さんには脱帽。物語は事実に基づいている。ISISと戦うイラクのSWAT部隊。彼等は秘密の任務に向かってひたすら突き進む!戦闘シーンのリアルさだけでなく束の間の休息シーンも今まで観たことがない角度から描く。これがまた印象的なのだ。セリフも事実に則しているからか素っ気なかったり、意外なことを口走ったり。それに若き主人公カーワの変化もすごい。あの目つき、ほんもんや。俳優さん全員が兵士になりきり人を殺した目をしている😅まあ、とにかく圧倒されたわ。こんなに引き込まれてしまう映画はなかなかない。よくぞ制作した‼️
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