劇場公開日 2021年12月3日

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「TheMisfitsとBlackFlag」ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5TheMisfitsとBlackFlag

2021年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

ノイズになるのは本作の監督自身、ストーンズのドキュメントを撮っていたり70年代のベーシストやミュージシャンを題材にした作品もありながら、アイドルである庶民的なバックストリート・ボーイズに我等が日本代表?のXJAPANの作品と幅広い音楽ジャンルのドキュメンタリーを撮っているが、劇映画デビュー作として実在のバンドでもあるTheSmithsの解散を絡めながら当時のファンをアメリカ側から描いた本作、この監督は一体何が好きなのかが分からなくて不信感しかないと、個人的に。

TheSmithsの楽曲が全編に流れる中、歌詞に字幕が入る割に場面毎に意味合いがあるように思えなくてただ単に曲を垂れ流しにしている感じ。

曲も使い放題、バンドの映像や当時のモリッシーのインタビューなどが映し出される訳だからTheSmithsの公式になるドキュメンタリー映画を作れば良かったのに。

リアルタイムでアメリカにどれだけTheSmithsのファンがいたのだろう、メタルやハードロックは苦手だがNewYorkDollsやTheStoogesが最高なのは間違いない、TheMisfitsとBlackFlagを聴いているなら本場イギリスのファンはDischargeやChaosUKも聴いていたのだろうか??

四人の若者達が悩んでいる意味が理解出来ないしTheSmithsのファンなのにディスコの音楽で踊っているし、メタルDJに銃を突き付ける"6才のボク"はTheSmithsの解散と音楽を言い訳にして恋を実らせているだけのようにも!?

万年 東一