雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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団地が流行ってるの?
ノスタルジーを感じる作品
細かいことはおいておいて、ノスタルジーを感じることができればそこそこ面白い
明らかに漂流教室を意識しているが、漂流教室より酷い話ではなく
漂流教室よりキャラは可愛い
結局どうしてこうなったか最初から詳細はわからないが、最初はのっぽが夏芽を守るためだったのだと思う
最後の方の理由もよくわからないが、
元々、漂流教室だって時間移動の原因は論理的ではないんだし、こまけえことはいいんだよ、の精神で観るべきかな
現代の話ですが、昭和に子供だった大人向けのアニメかもしれない
セリフとか情景に昭和っぽさをなんとなく感じてしまう
個人的には好きな作品です
おじいさんとの話は特に良かった
ちなみに私と一緒に観た人は、主人公たちを中学生くらいにして、恋愛ももう少しあればよかったのにと言っていた
まあそれもありだったかも
A story about a man and woman obsessed with the past.
Two main characters appear. The female lead is listless. The male lead is always grumpy. Whenever the two meet, a fight always breaks out. During the viewing, you are always watching them fight. That's enough. Especially the guy, he should reflect a little. He is always in a bad mood and can only swear, and yet there is an attractive woman by his side who loves him unconditionally, but he is stuck in the past, chasing after the ass of a woman who is not interested in him at all. Enough is enough.
死を告げる漂流団地
漂流する団地に子供たちが囚われ、出られなくなってしまう話。
類型の「映画バブル」よりも面白い。無関係の「映画ノープ」より微量怖い。
コンセプトが面白く、内容もスリリング。この手の作品では棒役者を採用しがちなところを、しっかりと声優が演じているのも良い。
だが物理を強烈に無視していて、それがあまりに前面に出過ぎている描写など、減点要素も非常に多い。
良い点
・コンセプト
・演技
・キャラ画が良い。構造物内の質感が良い。
・ブタメン
悪い点
・物理無視大ドヤ
・気にするべきところを気にしない。
・家の事情が分かりづらい。
・余計な描写がある。もっとコンパクトに作れるだろう。観覧車の雑なくだりは悪である。
・レイナが不平を嘆く頻度が作品として度が過ぎている。うざさ的な意味では良キャラなのだが。
・ユズルとタイシが中途半端に脇役。もう少し描くなり、もしくは片方不採用などもありだろう。
・CM作りが下手。唐突な叫びよりも絶望感や解決できるのか感を前面に出すべきところだろう。
・タイトルの「雨を告げる」が印象の鮮度を下げているので不要。内容として雨はどうでも良い、雨は告げなくて良い。死は大仰すぎるかもしれないが、終わりくらいなら告げても良い。
メッセージ性皆無
映像はすごかった。美しい背景、調和した3D、自然な動き、
でも伝えたいことはわからない。
不思議なのは別にいいんだけど
不思議の中にもリアルさが欲しいんですよ
後、何回同じ事してんのって思った
何回も繰り返してるとピンチはピンチじゃねえんですよ。
必要ないピンチがちょこちょこ起きるせいで大きいピンチも
あーはいはいってどうせ助かるんでしょ?ってなるから助かった時のカタルシスも何もない。
映画の中では冒険してるけど、ずっと退屈だった。
何よりもメッセージ性がない。でも娯楽に振り切ってるわけでもない。
多分伝えたいことはあるんだと思う。わかんなかったけど。
男の子が女の子のところに戻ろうとしてみんなで止めたシーンはリアルで良かった。
映画って演出か脚本がだめだと他がどんなに良くてもダメなんだろうなーって思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
【良かった点】
団地にフォーカスしているという点だけで、小学生時代を団地で過ごした自分にとってはドストライクな映画だった。OPの団地を走り抜ける2人のシークエンスだけで泣けるほど。田舎特有の廃れて壊れていく街並みに想いを馳せることができる地元愛再確認映画。壊れゆく団地と壊れた2人の友情、愛情?の再生の物語。
【良くなかった点】
のっぽ君をもう少し掘り下げてほしかった。というか主役の2人以外ほぼただの遭難被害者じゃないか!笑、結構わがままなキャラクターにイライラはしたがまぁ小学生だしな、と割り切れればノイズは少なめか。
終盤に難あり
花澤香菜さんの情熱大陸で取り上げられていたので見ました。
他の方のレビューでは酷評が目立つので不安90%で見に行った。
すると中盤までは意外と見れた。
が、終盤になってその本領?を発揮する。
同じようなシーンの繰り返しなのだ。
監督がこの作品で描きたかったような過去に囚われるのではなく、過去と共に生きるというテーマはわかる。
ただ終盤団地が沈みそうになった時(この団地も本当沈みそうで沈まない不思議な団地なんだが)どちらかが落ちそうになる、それを助けようとしてもう片方が落ちそうになる、それを助ける。
このパターンが本当に多い。
後は主人公2人の口喧嘩シーン。
これも思春期の男女を表すシーンとして挟まれてるんだろうが、あまりにもその回数が多すぎて最後の方はうんざりしてしまう。
正直もう少し整理すれば後15分くらいは削れそう。
また、最後の方で「私がいない方がお母さんも楽なんだ」云々ぐだぐだぐたぐだいう女の子のにもすごいイライラした。
まぁ過去に囚われてマイナス思考になってる人はこういう思考回路になってしまうからおかしい話でもないが。
声優さんの演技と映像は良かった。
後作中全体に漂う一時代前のアニメ感はなんなんだろう。
もしかしたら今回の舞台が団地という過去の遺物になりつつあるところが舞台ということでわざとやってるのかと考えるのは穿ちすぎか
んーー。
なんだか、んーーって感じでした。
感情移入しにくい感覚でした。
ノッポくん、まさかの団地の時間具現化とは。
団地で亡くなってしまった子なのかなとか思ってたら
団地でした。
見ていて思うのは、怒鳴るシーンが多くてみてて、イヤな気持ちになりました。
主人公が素直じゃないため、終始大声出す感じです。
サブキャラも、性格悪すぎる女の子がずっと人のことばかり責めていて、イライラしてしまいました。
死にかけて救って死にかけて救っての繰り返しです。
団地により仲良しのままいて欲しいと言う気持ちで
あの漂流の世界にいってしまった(?)みたいな流れですが、設定がよくわかりませんでした。
何を伝えたかったのか、色々なことを詰め込んではいたけど、最後まで見た感想は、んーーーでした。
見て楽しめる作品
テーマ性や整合性など気にしたらダメなエンタメ作品。
主要人物のキャラクターが丁寧に描かれており感情移入もしやすい反面、物語の根底に何が有るのか読みとり難く、とりわけキーとなるノッポの意志、思いと、作中で起きている非現実に関連性が終盤まで全く見られずにストレスになる点もある。ミスリードさえ存在しないキーマンの存在は短編ならうまく活用できるだろうが長編では観客を置き去りにしてしまう。
加えて主人公たちが経験する非現実と、元の世界、現実との整合性も取ろうとしていない点も不満点の一つ。特にヒロインが母と再会するシーンは、この冒険が行われている間のそれぞれの世界の時間経過について説明が一切無いために違和感を覚えてしまう。
ただ、そうした細かい、面倒な点を一切忘れて映像と芝居に引き込まれる力は有る作品なので、親子等家族で見るのも悪くないだろう。
まあ、一言で言えば何も考えずに見ろ、そして見終わったら何も語らずに忘れろ、と言うジャンルの作品だ。見ている間だけは楽しめると思う。
主題歌狙いでしたが…
可愛い子
面白い
消えてしまいそうです
Netflixで配信中でしたが劇場での鑑賞を選択しました。特典のしおりも貰えました。
世間一般での評判はかなり賛否の否よりですが、自分はかなり楽しめました。なんだかこの現象は「バブル」と近しいものがありました。
批判点として多く挙げられている喧嘩の多さ、小学生って大人よりも些細なことで言い合いとかしてなかったかなーと思いました。教育実習で学童の生徒たちと遊んだ事がありますが、場所の取り合いだったりとか好きなものの相違とかですぐ喧嘩しちゃうので、今作の子供たちは結構リアルです。声優さんたちが流石としか言いようのない演技なので生々しくはなっていましたが笑
団地にいたら突然海に出たというファンタジー要素はこの作品の肝になっており、この団地は画面上にずっとあるというのも監督の団地好きが全面に滲み出ているなと思いました。自分は団地に住んでいた期間は短いですが、あの狭い空間でしか感じられない事もあったなぁとしみじみ。
夏芽と航祐は航祐の祖父が亡くなった事がきっかけとなり、距離を置いており、この団地にいる間も言い合いをするシーンが多いです。互いに互いを心配しているからこそ本当の自分を曝け出せなくて無闇に傷つけあっていますが、2人がサッカーで協力するようにピンチのシーンも少しずつ協力して元の2人へと戻っていく流れは王道ですがとても良かったです。譲と太志は暴走気味になる航祐を抑えたり、仲間を助けにいったりと、少し影は薄かったですが良き友人です。この2人に囲まれてる航祐は幸せもんだなーと。令依菜はとにかく高飛車お嬢様で、共感できないというレビューも分かるんですが、根は優しい女の子で友達思いでこれまた良い子なので、彼女が怒りっぽいのもその優しさがあるからだなーと微笑ましく見えました。珠理は結構行動派、頑張り屋さんでした。彼女は令依菜の引き立て役になってしまったかなと少し残念でした。ノッポくんはきっとお爺ちゃんのメタ的な存在だなと思いました。説明不足な点が多いのもある程度物語にモヤモヤを残してる感じはいいんじゃないかなと思いました。
漂流してくる建物に食べ物を探しに行くために、団地にあるあらゆる物を組み立ててロープウェイみたいにするアイデアはとてもワクワクしました。めちゃくちゃ危険な事をするなーとは思いつつも、その無邪気さがとても良かったです。観覧車を団地に牽引するアイデアは相当ぶっ飛んでいるなと思いつつ、映画館の大きなスクリーン映えする映像を楽しめました。終盤の夏芽と航祐が互いを再び信頼し合うシーンは感動せざるを得ませんでした。
スタジオコロリドのアニメーションは青色の表現がとても美しく、今作も突き抜けた美しさを誇っていました。キャラデザも可愛らしくてとても好きですし、ずとまよの主題歌・挿入歌を含めた音楽も最高です。声優陣もこれまた素晴らしかったです。水瀬さんは普段の大人しいキャラとは違う活発な令依菜を演じているのも普段とのギャップを感じて新鮮でした。
まぁ気になった点はいくつかあって、終わりそうで終わらない展開にはかなりモヤっとしました。二転三転していく展開が多すぎるので、もういいんじゃないかい?と思ってももういっちょ!とおかわりが来たので少しダレたなーという印象です。あと終盤に突然出てくる女性が何者だったのか、これが何も明かされないのも謎でした。おそらく令依菜が初め行った遊園地の思い出の擬人化なんだろうなと解釈しました。
確かに批判点には納得できる、けれど面白さは十二分に詰まっていました。Netflixで配信されていますが、劇場映えする作品だなと思いました。スタジオコロリド最新作は鋭意製作中という事なので続報を待ちたいと思います。できればホラーアニメを撮ってほしいなと願いつつ。
鑑賞日 10/6
鑑賞時間 18:00〜20:10
座席 A-1
思ってたんと違う……
王道の行きて帰りし物語で多感な時期の少年少女の葛藤・成長を描く至極の映画
取り壊し予定の団地に忍び込んだ小学生6人が団地の建物ごと海に漂流する謎の世界に飛ばされ、大海原を漂流する。そこにどこから来たか分からない”のっぽくん”と呼ばれる少年も加わり、少年少女の冒険物語が進んでいく。
あらすじから伝わってくるがっつりしたファンタジー感。
その世界観を丸ごと受け止めてこそ、この映画は楽しめると感じた。
どうして建物だけが海に浮いているのか。のっぽくんは何者なのか。謎はたくさんあるけど、描かれているのは思い出・喪失・トラウマなどをテーマにした少年少女の王道行きて帰りし物語。
ヒロインのいじけっぷり、身勝手な行動にイライラする場面もあったけど、よくよく考えてみれば、等身大の小学生がきちんと描かれている。
もし主人公たちの行動に共感できなかったら、自分の小学生の頃を思い出してみてほしい。
大人の都合に振り回されたことはないだろうか。
それを自分の責と思ってしまったことはないだろうか。
変化が怖かったことはないだろうか。
描かれているのはご都合主義のキャラクターではなく、過去の自分と重ねることができる身近な存在の少年少女たちだった。
アニメーションならではのダイナミックで煌びやかな場面描写も見ごたえあった。
劇場公開・ネトフリ配信だけど、まずは劇場で観るのをオススメしたい。
居場所を失った少女の願いが呼び寄せたのはユートピアかディストピアか... 大人になりかけの少年少女の生涯に一瞬の輝きを見せるNetflix独占配信映画
少年少女の異世界漂流ものとなると、内容としては食料調達や外敵との戦いあるいは権力闘争といったサバイバル面を重視した活劇と、心にトラウマを抱えている者や蟠りを抱えている者同士がぶつかり合いいがみ合いつつ絆を深めていくハートフル面を強調したヒューマンドラマとに大別されるかと思いますが、本作は圧倒的に後者のタイプです。
主人公の小学6年生の航祐と夏芽の蟠りと和解、そして大人への一歩がそのメインテーマとなっています。
安次が居なくなったことで己の居場所を無くした夏芽は、老朽化で取り壊しが決まった団地からマンションへ引っ越した後も安次とその思い出を忘れられず、その彼女の強い郷愁が団地の精霊と呼応して夏のある日に団地に忍び込んでいた夏芽と彼女のクライメイトの少年少女たちを漂流の彼方へ連れ去ってしまう。
"一人の少女の強い執着心とそれに呼応した人ならざる者の力による異界への漂流"ということで、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』に近いものを感じる物語です。
惜しむらくは彼らのクライメイト四人のキャラクター像がブレてしまっていたということでしょうか。
ともあれ、おそらく主要ターゲットであろうティーンエイジャーにはそうした小賢しい成長描写巧拙云々抜きに大人の階段の~ぼる~の何たるかを、上の世代には団地暮らしの郷愁でそれぞれに楽しめる作品なのではないかと思った次第です。
全148件中、21~40件目を表示









