「この絵の前で僕は泣けない。」ダ・ヴィンチは誰に微笑む マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
この絵の前で僕は泣けない。
僕にとって見る価値のありそうな映画が無くなってしまったので、また、家でスポーツ観戦も嫌なので、仕方無しに日比谷に見に来た。言うまでもなく、でかい画面で見るような映画では無いし、結論も言わずもがなである。
誰に微笑むか?答えは誰にも微笑まないのだと思う。
僕は芸術とは自分の直感にあると思っている。だから、言い換えれば、好みの問題と言う事だ。ダ・ビンチの絵画であっても、つまらない絵はつまらないと僕は言う。また、その作品の作者では無いのだから、値段がいくらか?なんてどうでも良いし、その観点から先入観は持ちたくないと出来るだけ思っている。まぁ、この映画はその点を再確認させてくれたかなぁ。ちなみに、この絵が誰の作品であろうと、僕はこの絵の前で泣けない。最大の理由は宗教観の違いだと思うが、色使いも普通の絵だし、ベターとして、ハッキリしていない。と僕は思う。
但し、
自分の好みの問題だと申したが、審美眼を養おうとする努力や気持ちも大事だと思う。
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