「べつに映画館で観なくてもいいような……」ダ・ヴィンチは誰に微笑む pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
べつに映画館で観なくてもいいような……
史上最高額の絵画『サルヴァトール・ムンディ』は、果たしてダ・ヴィンチの作なのか? その購入者は誰なのか?
それらの謎に迫っていく過程はスリリングでしたが、多数の証言を字幕で追って、込み入った事情を理解していくのは、なかなか集中力のいる作業でした。
ちょっと油断してたらたちまち置いていかれます(僕は置いていかれました。寝不足気味だったので)。
理解した範囲だけで言うと、べつにスクリーンで観なくてもいいような作品でした。扱っているテーマは1級品だけど、映画作品としては平凡な出来だと思った。正直言って、予告編のほうがワクワクした。
同じ題材を、NHKスペシャルあたりでやってくれた方が、わかりやすく観ることができたかもしれません。
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