「『アートのお値段』と見比べてみると面白いかも」ダ・ヴィンチは誰に微笑む 015🎬さんの映画レビュー(感想・評価)
『アートのお値段』と見比べてみると面白いかも
最初、予告編を見た時に『アートのお値段』みたいな映画かなと思っていました。
つまり ま た か よ と。
期待度3分の1くらいで観に行きましたが、良い意味で裏切られましたね。まあまあ面白かったです。
以下『アートのお値段』と共通する点↓
・画家本人の知らんところで絵の値段が勝手に決まる(まあダヴィンチはご逝去してるので、当たり前ですが…)
・専門家の理解出来ないところで絵の価値が決まる
・絵の価値を決めるのは大衆
以下『アートのお値段』では見られなかったor掘り下げていた点
・クリスティーズとかいう世界一優秀な敏腕営業部
・専門家「ちょ…俺のコメント改変されてんだけど…」
・鑑定班&美術館「解せぬ」
・偉い人「とりま俺の一存で判断すると大事になるからお前頼むな」下の人「えぇえ…?」
なお題材については:サルバドールムンディは本当にダヴィンチ作か?:に焦点を当てた話なので、コアなダヴィンチマニアにとっては特に真新しい情報はないかもしれません。
ライトな絵画ファンやなんか軽いミステリーものが観たいという人にはオススメ出来る作品かも。いや、題材自体はあんま軽くないんですけど。
コメントする