茶飲友達のレビュー・感想・評価
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正しいことが幸せなことではない
家族って、何?
その言葉を映像に込めた感が、すごい。
題材は、実際の事件を元に作られているようだが、そこに肉付けされたそれぞれの家族の形がリアル。
よく、こんなに刺さるセリフが書けるなと感心するぐらい心情を暴いている。
この組織化されたシステムを、売春と言う言葉で表すと汚らわしいもののように見えるけど、需要と供給のバランスだと思えば、悪くないシステムかも。
与える方も受ける方も、助けられてるから。下手なカウンセリングより、ずっと効果がでるかも。誰も傷ついてないし。
少し残念なのは、これらを運営しているのが若い世代で、本気で高齢者の気持ちを理解していたわけじゃないのかな。
ビジネスという切り口?
本気で考えてたのは、代表のマナだけかも。
自分の寂しさを他人の寂しさで紛らわすなって、警察の人言ってたけど、カウンセラーも福祉士もいるでしょ、そういう人。
不幸な家庭見ると、一人で抱え込んでいい人になりたがる支援者。
正しいことをしていれば、褒められて、間違ったやり方だと怒鳴られる。
何とかならないのかね、この国のそういう体質。
マナを取り囲む人が、最後には逃げていってしまったことが残念だけど、実際はどうなんだろ?
このビジネス、今もどこかで続いてるとしたら?
高齢者の性を嗤っている場合じゃない。
明日は我が身だし、何なら今、自分はパートナーと満足の行く関係作れてる?
自分の胸に手を置きたくなる映画でした。
まあ元風俗嬢目線
ええ!めちゃいい映画じゃん!最高!って、思いながら私は涙を流しながら視聴。やらないですけど、違法風俗なんてやつはしませんが、まあ今の時代熟女デリヘルなんてやつが流行ってますからね。需要はいくらでもあるわけで。
私も仕事してて、人の孤独を埋めてるんだなーって思わされる瞬間もあったのは否めないので気持ちは分からんでもないけど、搾取されてる気持ちも味わうのが風俗なのです。何だかそんな純粋な頃の気持ちを思い出させられた映画でした。
ハタチの頃に爺さん90に体を触られて本指名になったときに、みんなエロに孤独に忙しいのう〜と思わされたものです。いくつになっても人との関わりは大切なんでしょう。ガキの私を指名してたおぢさんはたぶん若い肌が触りたいおじさんだったのでしょうが、若い子を触れるなんて生きていける言ったらしたのでいいでしょう。多分。
そんな過去を思い出さしてもらった映画でした。
岡本玲の演技も本当に感心致しました。岡本玲といえば私が小学生の頃のティーンの憧れのような存在の女優さんだったので、名女優に成長なさっていて感動。
賛否両論の映画ですが、まあ人は孤独で生きていけないよな。答えなんてないよねって。
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