「ペガサス幻想はよかった」聖闘士星矢 The Beginning Equinoxさんの映画レビュー(感想・評価)
ペガサス幻想はよかった
よかったところ
・ ペガサス幻想のアレンジBGMが流れる
・ 真剣佑さんの筋肉
・ キャラクターの吹っ飛び方が車田テイスト
・ 英語でKNIGHTと言ってる部分にちゃんと聖闘士という字幕当ててるのがアツい
・ 大怪獣のあとしまつも相対的には捨てたもんじゃなかったという再発見があった
以上です。
悪かった点を挙げたしたらキリがないのですが、幾つか挙げるとまずとにかく脚本がダメすぎます。これに尽きます。意味不明な描写、支離滅裂な展開が多すぎて全くついていけません。登場人物の行動もよくわからないものが多いので感情移入もできません。なんで?という疑問しかわかない。
あとはKNIGHTS OF THE ZODIACというタイトルなのに黄金聖闘士誰も出てこないのも意味がわかりませんでしたね。黄金聖闘衣らしきものは出てきますけど。海外のアニメ版聖闘士星矢のタイトルがKNIGHTS OF THE ZODIAC:SAINT SEIYAだからだとは思うんですけど、ZODIACって黄道十二星座のことなので…。
というか出てくる聖闘士はペガサスとフェニックスだけです。それにマリンさんも出てきますね。
マリンさんといえば、原作通りマリンと修行するシーンあるんですが、無駄に長いのでめちゃくちゃ眠気を誘います。他のシーンも冗長だったり意味不明だったりするので正直早く終われって何度も思いましたが特に修行シーンは無駄に長いです。
100ワニもものすごい長い映画に感じられましたけど、この映画も時間経つのが物凄く長く感じました。冗長に感じたからなのか何なのか、3人くらい途中で帰ってました。飽きたのか便意を催したのかはわかりませんが、スカスカの劇場で3人途中で帰るってなかなかだと思います。
やっぱりアメリカ人に聖闘士星矢のよさはわからんというか、日本の面白いコンテンツをアメリカナイズするとやっぱ駄目だよねって思いながら後半観てたんですけど、エンドロール見ると割と重要なポジションに結構日本人の名前が入ってるんですよ。アメリカナイズとかそういう話じゃないわけです。すごい。
書こうと思えばまだまだ書けるのですが、これ以上不満を連ねても虚しいだけなのでやめときます。
ところで、これ、ストーリーの進みが遅すぎてアレなんですけど仮にこのペースで続くとして完結するまでに何回やるんでしょうか。暗黒聖闘士っぽいのは出てきたけど、まだギャラクシアンウォーズもやってないし紫龍も氷河も瞬も出てきてないですよ。
とりあえずBeginningがそのままThe endにならないことを祈ります。