ナイトメア・アリーのレビュー・感想・評価
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予告編で得たイメージとは異なる内容の映画だった
さぁさぁ!寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
貴方は"罪"を見る側か、見られる側か?その目はきっと見逃さない、あなたの業を。因果応報とはまさにこのこと。どう表現してよいか分からないけど、ただただ不気味で背筋が凍るような雰囲気がぬらっと漂う映画。
予告編だと、獣人と人の関わりがあるのかな?と
『シェイプ・オブ・ウォーター』に引きずられて、思ってしまったけど、
実際に観てみると予告編で観た印象とはだいぶ違っていた。
なので、予告編を観て、内容を期待した人にとっては少し期待はずれかも。
私はこういう因果応報感がっつりの作品は大好きなので、
結末を含め、良い意味で心えぐってもらった映画だった。
因果応報って仏教用語だけど、この言葉で表現できてしまってるということは、西洋(アメリカ文化圏と呼ぶべきか)にも「因果応報」なるものが存在するんだね。
トニ・コレット推し
この消化不良はきっとクリーチャー不足のせいだ
前情報なしで鑑賞。夜のガーデンで起こる山場に行くまでが少々退屈でしたが、オチ含めて話はよくまとまっていた印象です。
ただ、エノクだけじゃクリーチャー不足が…。
確かにサーカスのシーンはデルトロ節が随所に感じられました。しかし個人的にデルトロの過去作「シェイプオブウォーター」や「パンズラビリンス」、はたまた世間の評価はあまり高くない「スケアリーストーリーズ」のクリーチャーが際立つ路線が大好きなので、どうしても物足りなさが残ってしまいました。異論はあるかもしれませんが、頭の中で「デルトロ=不気味なクリーチャー」を期待して観てしまっています。
今作でいえば、むしろデルトロ作品と知らずに見たらもっと高評価にしていたかもしれません。
12月のデルトロのピノッキオでは、好みの路線が見られるのでは!と勝手に期待しています。
鬱
雰囲気を楽しみました
原作の方が、もっと面白いかも。
最初から最後まで思った通りに進んで、思った通りに終わった。
すっかり予定調和な展開なのに最後まで引き込んでしまうのは流石。なのだが…
殆ど役者の演技と映像の力だった。
つまり脚本はイマイチ。
まあ結局のところ、ラスト・ショットのブラッドリー・クーパーのアノ顔を見るための映画なのかもしれない。
とは言え、
ケイト・ブランシェット…
もっと出来たと思うけどなあ…
最初から嵌める気まんまんで、結局あの展開。
もうちょっと予想を裏切る展開はあっても良かったんじゃない?
原作に忠実だったということ?
まだ読んでないけど。
だとしても、あの流れで行けば、もっと主人公のスタンの現実と虚構との境目がドロドロに溶けていって、ついには正気が崩壊するレベルまで暴走して行かないと、やっぱりイマイチだよなあ。
まあ、あのラストは、ある意味そういうことかもしれないが、もっと前の時点で例の伏線は回収しておくべきだろう。
あの富豪を欺くシーンが特にそうだ。
アレじゃ、ただ金に目が眩んで自信過剰になっているだけにしか見えない。
まだ観ていないし、全く根拠も無いが、最初に映画化したタイロン・パワー主演の方が、たぶん更にエグい気がする。
しかし amazon に無いんだよな〜
コッチのリバイバル上映の方も、是非やって欲しかったよ。
飲んだくれの親を忌み嫌ったはずだったが
ルーニーマーラがまた可愛すぎる。
難しい話ではないけど
原作・前作どころか、予備知識すらまったくなしで観た。
話はシンプルで、要は「因果応報」「すべては自分に還ってくる」って話(に見える)なんだけど、役者陣がいちいち豪華なのと、いろいろ作りが凝ってるので、正直なところ「なるほど、そういう映画なのね」と思った時には映画が終わってた。
ただ、この映画の全体に漂う価値観の置き方を見てると、単純に「因果応報」で片付けていいの?って気になる。
そこがやはり「これ、どーいう映画なの?」と最後まで考えて続けさせられた要因でもある。
おそらくもう一回観ると、細部まで堪能できるんだろうとは思う。
むしろ、この出演者の豪華さは、良くも悪くもその存在感の強さがホントに凄くて、ストーリーそっちのけで観いってしまう。
あと、出てくるスーツやコートがすごくオシャレ。
16
面白すぎる!
悲しいな…
音楽と友情の無い「グレイテスト・ショーマン」
終始漂う不穏な空気
霊はカネになるがカネも所詮は霊のようなものである
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