「人生における気づきとは」ナイトメア・アリー Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
人生における気づきとは
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主人公のクーパーは類稀な奇術の才能を持ち容姿淡麗、美人で気立ての良いモリーと順風満帆に見える生活を送っているが彼の心は常に苛ついている。金に執着してるように見えるが散財するわけではなく、本人も薄々気づいているのかいないのか心の乾きは金ではどうすることもできない。がしかし目の前の金の魅力に抗することができず周りの人々の忠告にも耳を傾けずどんどん道を踏み外してゆくクーパー。ラスト新しい劇団で得意の読心術で起死回生を狙うクーパー、だが団長に提案されたのは獣人間。ここでやっと真に気づくことができます。全て終わってしまったことに。何故か安堵しているようにも見える彼の表情が印象的でした。
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