「タイトルなし」ナイトメア・アリー ソルトンさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
飲んべえピートが主人公の過去を読み解くシーン、何か良からぬ物が視えてしまい怖じけてやめる姿が、ピートは本当に過去の視える人で、冒頭の放火シーンを視てしまったのかと勘ぐってしまった。観終わってみればファンタジー要素は無かったと思うが、ギレルモ作品らしく何かとファンタジー要素を思わせる独特の雰囲気は漂っていた。
中盤以降は殺された飲んべえピートの敵討ち映画だと勝手に予想してしまったものだから、心理学者リッターの復讐対象者は主人公だと思って観ていた。予想は間違っていたが彼女の罠にはまって主人公が落ちていく展開に変わりなく命を落とす事なく逃亡生活に移っていった辺りで獣人の話に繋がっていくのだなと感心した。
コメントする