「trust me!」義足のボクサー GENSAN PUNCH Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
trust me!
幼い頃の事故により右脚の膝から下を失った男がプロボクサーを目指す話。
こういう人がいるというのは聞いたことはあったけれど、詳しいことは知らずに観賞。
身体のことから日本ではプロライセンス取得を認められず、フィリピンへ渡るストーリー。
個人的にはのめり込む程ではないにしろボクシングは好きなので面白くみられたけれど、ライセンスを取得するに際しての苦労や苦悩や過酷さみたいなものはあまり感じられず。そこで謳われていることの半分は自身の話しではないし…。
プロになってからの描写も、言いたいことは判るけれど、特に日本に帰ってきてからは結局中途半端で、興味がある人は自分で調べてね。という感じの終わり方。
ちなみに、実在の義足のボクサーは土山直純氏。
ボクシングに関しても、アマチュアとプロがごっちゃになっていたり、デビューでいきなり8回戦?
脚色をもう少し現実的にして字幕でも良いからその後のことを知らせるぐらいの方が良かったのでは?と感じた。
更にちなみに…
日本の協会は保守的だとか厳しいとかいう声が挙がりそうだけど、それはルールだから仕方ないし、今のご時世もし死んだり後遺症の残るケガでもしたらマスコミも世間の声も大騒ぎして叩くだろうからね。
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