「"セボム、ナイス!"な映画」ユンヒへ stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
"セボム、ナイス!"な映画
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主人公ユンヒ役の女優さんは、なかなかの名演でした。
秘めた思いを、胸の中のずっと奥に落とし込み、人生に疲れ果て、無意味に生きている様が、スクリーンを通してまざまざと伝わって来ました。一切笑わない、物憂げとも悲しげとも違う、正に魂の抜けたような顔貌(表情)…美人が美人に見えない…。
女性同士の同性愛を扱っていますが、報われない愛情とそれに絶望した人間の悲しさという、普遍的な愛についての物語だと思いました。
*男性目線から言うと、別れた旦那がユンヒに再婚を報告に行きますが、その時の男泣きは、かなり胸にグッと来ましたね。
*台詞がところどころ不自然というか、「あぁ、韓流だなぁ…」と、なんだか物語の深みを損なってしまっているなぁと、ちょっと残念でした。
変に"オシャレ"にする必要はないんですよねぇ…個人的な見解ですけども(笑)
例えば、「雪はいつ止むんだろうね」…でしたかね?(笑)北海道・小樽で、その言葉はあまりにも不自然というか…格好良すぎる台詞は、気恥ずかしさしかありませんでした(笑)
*パンフレットはもう要らないかなと思ったんですが、800円の割に意外に紙数が多かったので、思わず買ってしまった(笑)
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