「「グットフェローズ」の舞台をTV伝道師に置き換え、コメディ色を強くした作品」タミー・フェイの瞳 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「グットフェローズ」の舞台をTV伝道師に置き換え、コメディ色を強くした作品
米国政治において一大勢力である「宗教保守」の姿を、実在のTV伝道師の姿を通してコミカルに描くコメディ。
米大統領選挙のゴタゴタの後で見ると、「こーゆー熱狂的な保守派がトランプの支持層なんだな」と実感する。
「神の愛」を騙りながらも、実情は寄付金で贅沢三昧、汚職三昧、というのは、古今東西安定の姿。
でも、それを映画として描いたのは珍しいのでは。政治の世界の裏側を描いた作品は数あれど、宗教の裏側を描いた作品は少ない。少なくとも私は初めて。
それを主演2人が楽しげに演じる。
「グットフェローズ」の舞台をTV伝道師に置き換え、コメディ色を強くした感じ、とも言い換えられる。。
コメントする