「"貧しきものは幸いならず"」タミー・フェイの瞳 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
"貧しきものは幸いならず"
まだオスカーに輝いていないことが驚きな名優ジェシカ・チャステイン × 独特なビジュアルを驚くほど忠実に再現した(けど演じ手チャステインだとは分かる)メイクアップ = その合わせ技でアカデミー賞に匹敵するチャステインの存在感は見逃すには惜しすぎる!今度こそ…?まだ終わりじゃないわ。
タイトルキャラクター/タミー・フェイの栄枯盛衰と贖罪にスポットを当てた物語。当時の世間の大部分を占めた同性愛やエイズへの無理解を一方で、神の意志を真っ直ぐに受け止めるように誰でも受け入れる彼女。ありのままの姿を愛せばいいというキリストの教え。彼女と共に拝金主義に落ちて、多額の寄付金を集めるためには、冒頭では真逆のことを言っていたにも関わらず清貧も説くようになる夫ガーフィールド。
神はありのままのあなたを愛しています!そして、モデルとなった人々を知らなかったこともあり、地味に一番驚いたのはアンドリュー・ガーフィールドが最後に並んで映される本人に思った以上に似ていたこと(笑顔の感じ?)!!
勝手に関連作『愛すべき夫婦の秘密』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
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