劇場公開日 2022年7月15日

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炎のデス・ポリスのレビュー・感想・評価

全60件中、21~40件目を表示

4.5痛快!そんな言葉が真っ先に浮かぶのが、本作です。それはなぜか。ほと...

2022年9月1日
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鑑賞方法:映画館

痛快!そんな言葉が真っ先に浮かぶのが、本作です。それはなぜか。ほとんどが密室劇にもかかわらず、見終わってすっきり解放感に浸れるから。なにしろ米ネバダ州の砂漠地帯の真ん中にたたずむある小さな警察署が一夜にして「悪vs悪」の巣窟と化し、戦場となってしまうのです。法と秩序の象徴のような場所が、銃撃戦で破壊されるというとんでもない設定のだから、もう何も考えずに見ることをお勧めしたいです。
 無駄に多くの銃弾が飛び交う娯楽作に徹していて、B級テイストのタイトルを裏切りません。同時に、不条理な窮地をどう生き抜くかということと、いのちを託さざるを得ない相手は悪人たちという状況に陥ったとき、どちらの悪人の言葉を信ずるべきかという心理劇も展開され、舞台を見るような緊迫感がありました。
 とはいえ、斬新なシチュエーションで見せる西部劇並みのガンアクションはぶっ飛びもの。これを痛快無比といわずしてなんと形容したらいいのか考えてしまいます。

 ワケありの詐欺師テディ(フランク・グリロ)は、マフィアから逃れるため、わざと暴力沙汰を起こして逮捕されます。警察署の地下の留置場でほっとしたのも束の間、向かいの檻には毛むくじゃらの泥酔男がいることにことに気づきます。ボブ(ジェラルト・バトラー)との名乗る男の話から、彼が自分を追ってきた殺し屋だと感づきます。留置場内で詐欺師が抹殺される寸前に正義感あふれる女性警官ヴァレリー(アレクシス・ラウダー)が止めに入り、阻止します。

 さらに、マフィアから刺客として放たれたサイコパス男(トビー・ハス)が、風船の配達員を装って署内に侵入し、警官を次々と射殺してしまいます。ヴァレリーも撃たれ、致命傷を負った彼女は銃弾の中、堅牢な地下留置場に逃げ込むます。出血を早く手当てしないとヴァレリーはもう動けません。救命セットを持ってくるには、詐欺師のテデイか殺し屋のボブかどちらかの悪党と手を組むしかないという苦渋の決断を迫られることになってしまいました。

 全編の大半は、吹き抜けの前時代的な警察署内で展開されるワン・シチュエーション。 警察署が舞台の作品にはジョンーカーペンターの「要塞警察」があり、西部劇が下敷きでした。こちらはマカロニウエスタンです。
 本作の四つどもえの戦いは「善対悪」の対立ではありません。正義のヴァレリーも含め、それぞれの信条を貫いているだけなのです。それらがぶつかり合って激しいアクションとなっているです。
 早撃ちの達人の警官が黒人のヒロインだったり、マシンガンでの銃撃や派手な爆発があったり、マカロニにかかっているソースはモダンです。4人を演じる役者たちが存在感たっぷりで、特にトビー・ハスのサイコパスぶりは見事でした。

 それにしてもアメリカの警察官はみんなこんなにアホか、ワルの手先になっているのかと心配になってしまいます。ただひとり正義感にあふれたヴァレリーが映画を面白くていました。孤軍奮闘で悪に立ち向かうヴァレリーを演じた1996年生まれの黒人女優、ラウダーがカッコ良すぎます。44口径の大型銃ブラックホークを巧みに使いこなす場面には、惚れ惚れすることでしょう。

 バトラーが本作のようなB級作品に出演しているだけでも、役柄がネタバレになってしまうと思うのですが、それは置いといて(^^ゞ
 バトラーが脚本を読んで「これはもっと手を入れれば面白くなる」と思ったそうです。そこでプロデューサーは緊張感あふれる映画作りに定評のあるジョー・カーナハン監督の手を借りることにしたそうです。すぐにジョーは「ブリット」や「ダーティー・ハリー」など1970年代の映画のような傑作を手本に緊張感を膨らませていきました。加えて、彼はサミュエル・ベケットの不条理劇「ゴドーを待ちながら」のスタイルに収めたという。誰が噓を言って、誰が真実を述べているのかわからないスリラー映画です。この心理劇のところでも意外な展開があり、楽しめました。

 暑い夏をぶっ飛ばす、警察署内のバトルロイヤルはどう決着がつくのか。B級グルメのおいしさと楽しさは十分に味わますよ。2022年7月15日公開。上映時間:1時間47分。

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流山の小地蔵

3.5思ったよりもキレキレ

2022年8月11日
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kame-pukupuku

3.5COPSHOP→炎のデスポリスて…

2022年8月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

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印刷局員

3.0パーレイからの・・・

2022年8月4日
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興奮

砂漠にポツンと存在する小さな警察署にて、詐欺師と殺し屋、サイコパスと警察の4つ巴のバトルが巻き起こっていく物語。

予告編を見るに、最初から最後までノンストップバトルな作品なのかと思いきや、大きく盛り上がるのは意外と大分経ってからで驚いた。

序盤は、詐欺師が何故わざと警察に捕まったのか、彼を狙う殺し屋があろうことかここまで追ってきてしまったことや、2人の牢越しのやりとりが見せられる。そして警察官内にも不穏な動きが・・・。

サイコパスが現れてからは物語が一気に加速‼
ここからが期待の展開‼

とは言え、上述の通りもっとハチャメチャやる作品だと思ったが(いや、充分やっていたのだけれど・・・)、新米警官(ホントに新米!?)の絶体絶命のピンチに、詐欺師と殺し屋を秤にかける心理戦などが思いの外多くを占めていた印象。

バトラーさん、「その質問は後だ」的なこと言ったけど、すり抜けのタネ明かししてましたっけ?

そして、グリロ氏が撃った鏡・・・明らかにワンテンポ遅れて破裂したけど、火薬担当さん(?)ボーっとしてたんですかね(笑)?

さておき、ただただバリバリやるだけの脳筋作品ではなく、悪と悪への駆け引き、究極の選択などの心理戦もあったり、ここまでか!・・・と思った所から更に重なる展開に痺れさせられた作品だった。

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MAR

3.5バトラーかっけ〜!

2022年8月2日
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鑑賞方法:映画館

興奮

最後はどういう事なのか?

ナゾ…

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H1DE!

3.0主人公

2022年7月28日
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鑑賞方法:映画館

は女性警官のヴァレリーの方が良いのでは?彼女は頭も良いし、行動力もあるしでアメリカの警察署を転々としながらそこの事件を解決して行くという設定はシリーズ化できると思いました。中盤までは何だかなあと言う感じでしたが、アンソニーが登場してから、スリルとしのぎ合いがあって少し面白くなりました。

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ごっとん

4.0出てくるヤツ全員悪党!

2022年7月28日
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鑑賞方法:映画館

出てくるヤツ全員悪党!悪党同士の打ち合い騙し合い。
誰が敵かとかさることながら、誰がまともなんだって話です。
こういうB級映画たまらなく好き。

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キブン

4.0刑事モノ+西部劇+フィルムノワール=

2022年7月26日
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鑑賞方法:映画館

センスなさすぎる、ダサすぎる、邦題とポスター。

期待など持てず、半信半疑で、恐る恐る、祈りながら観てみたら、これが大当たり!!

いきなり初っぱなから、砂漠をバックにリボルバーの画で、名作の予感。

ウッドベースを使ったジャズ調のフィルムノワールな音楽が本作を彩ります。

最後まで非常に楽しめました。

ネバダ州ガンクリーク署を舞台に、アクの強いガンファイター達が、ガンファイトを繰り広げます。

銃の扱い方や銃さばきが、イチイチ、カッコ良くて、監督が西部劇が好きなのがビンビンに伝わってきます。

超カッコイイです♪♪

タランティーノも好きだろうな、この映画。

クールで、ハードボイルドで、ハラハラさせてくれます。

最後まで目が離せない展開。

ハンバーガーが食べたくなる映画です。

古いフィルムの様にノイズ加工して、深夜の古い映画館とかで流してほしい。

大好きな世界観です。

気に入って、もう2回観ました(笑)

まだ観ます(笑)

僕だったら、タイトルこうします(笑)

『ガンクリーク署の決斗』(笑)

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RAIN DOG

4.0暗証番号は大切

2022年7月26日
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鑑賞方法:映画館

 ジェラルド・バトラーはやっぱり悪役が似合う!だけど、悪役の中でも彼だけは警官を殺さないのね。さらにフランク・グリロとトビー・ハスといった一癖も二癖もある悪役たちが女性警官ヴァレリー(アレクシス・ラウダー)に絡んでくる。個人的には警官ペーニャ(ホセ・パブロ・カンティーロ)のわき役ぶりも良かった。ロシアン・ルーレットやってる場合じゃない!

 色んな伏線が回収される後半の展開は堪らない。『ダーティハリー2』(MAGNUM FORCE)のテーマ曲が使われ、主人公でもあるヴァレリーの44口径マグナムに結びつく。製作陣の中にアラン・シーゲルという名前を見つけたため、ドン・シーゲルの息子なのかな?と想像していたけど、『ダーティハリー2』はドン・シーゲル監督じゃなかった・・・読みすぎ。

 孤立無援となった砂漠地帯のガン・クリーク署。救急車も10分以上かかるし、警察の応援を呼ぼうにも時間がかかりすぎる。ガンマニアでもあるヴァレリーの銃さばきや機転を利かせたやり取りがとにかく面白い。誰を信じるか?ってところで失敗はあったけど、これもハリウッド脚本の定番。基地外みたいなサイコパスの登場で絶体絶命のピンチに陥ったものの、ちょっと抜けた警官協力者のおかげで・・・といった展開だ。タランティーノが選曲してそうなBGMもなぜか心地よい。

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kossy

2.0えっ、なにこれ・・・

2022年7月24日
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鑑賞方法:映画館

単なる究極の馬鹿B級アクション映画だと思って見に行ったのですが・・・

チラシなどのデザインも究極のおバカ映画の雰囲気むんむんだったので・・・・

この手の映画で、こちらを考えさせたら駄目だよ・・・・

作り手は、ジェラルド・バトラーが出ているので、決してB級のおバカ映画を狙って作ったのではない雰囲気が映画をみるとむんむんで・・・・

映画の冒頭、「ダーティハリー2」のテーマ曲が流れたので、「おっ」と思ったんだけどね・・・

トビー・ハスは映画の中で大変にいい演技でよかったな・・・この人の演技通り全員が地から足を5cm程浮かせないと駄目だよね・・・

アクションの方もアクションシーンは冴えているけど、しかし長くは続かず、おしゃべりしているシーンが多いかな・・・

こんな映画を望んでいたのではないんだけどね・・・

ラストも「だからそういた」と言った具合で・・・・

中途半端なのか、それともこちらが、勝手に想像していたのが悪いのか・・・

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sally

4.0ウェルメイドな密室劇

2022年7月23日
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低予算映画のお手本。
話のアクセル踏むまでだいぶ時間はかかるけど、その中でも何とか会話で笑ってもらおうという心意気は見えた。
ジェラルドバトラーは元弁護士という肩書きを捨てるべきだとは思う

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ガブリエル

3.0B級作品のテンプレかな

2022年7月23日
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もう少し面白くなりそうな要素はあっただけに、もったいない感が強かった。
まあでも、サイコパスと殺人者の違いであるとか、口先だけの男にはご用心とか、フムフムと頷ける部分も多かった。
とはいえ、何も考えずドンパチをヒャーヒャー言いながら楽しむに尽きますね。
夏の暑さをいっとき忘れられました!

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ニコラス

4.5もうお家に帰りなさい❗

2022年7月22日
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楽しい

興奮

幸せ

冒頭から砂漠をバックにリボルバーを握る手が。うむむ、女の手だな。大きなゴールドのフレームのメガネをかけた短髪の黒人女性警官。精悍な顔つきだが、ちょっと童顔ですw
タイトルバックにダーティハリー2のテーマ曲。
ウキウキ😃🎶
原題はCOP SHOP。
署長が成人した娘の誕生日プレゼントに拳銃をプレゼントするんだよと、ハンバーガーを片手にヴァレリーに見せる。移動ハンバーガー屋で銃も買えるの?警官専用日用品店?と思いましたが、COP SHOPとは俗語で警察署のことらしい。
ガンクリーク警察署はヴァレリー・ヤングでもっていました。
クレバーなヴァレリー。
主演はジェラルドバトラーとフランクグリロみたいだけど、ヴァレリーヤング役のアレクシス・ラウダーが主役。
アンソニー・ラム役のトビー・ハスの怪演が光る。
B級クライムアクション映画と片付けるにはもったいない❗
とても気に入りました。
ヤッホー❗
最後、ボブとヴァレリーのカーラジオから流れる曲に二人がデュエットするようにシンクロする画面も楽しくて仕方ない。
あの曲はオリジナル曲?
ヴァレリーが自分で被弾した弾を取り出して縫合するシーンがあったら、もう最高。ホレてしまうよ。
救急隊の人たちは今回お気の毒様でした。
無敵のヴァレリーはどこまで行くの?
もうお家に帰りなさい❗

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カールⅢ世

3.5誰が敵か味方かわからないスリル

2022年7月22日
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笑える

怖い

興奮

ネバダ州の砂漠地帯にある警察署に、暴力行為で逮捕された詐欺師のテディが連行されてきた。マフィアのボスに命を狙われているテディは、逃げるためにわざと逮捕されたのだった。しかし、マフィアは殺し屋のボブに泥酔したふりで事故を起こさせ留置所に送り込んだ。婦人警官のヴァレリーによりボブのテディ抹殺計画は阻止されたが、次の刺客としてサイコパスのアンソニーを送り込み、署員を次々と殺していった。警察署内は大惨事となり、また、警察官の中にもマフィアの手下がいて孤立無援のヴァレリーと3人の男+裏切り警官による殺し合いが起きるという話。

詐欺師と追ってきた殺し屋と殺人鬼サイコパスは悪人と解るが、警官の中にマフィアの手下が居るから話がややこしく、誰が味方で誰が敵かわからずドキドキした。
婦人警官ヴァレリー役のアレクシス・ラウダーがアクションも素晴らしくて可愛かった。

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りあの

4.0正しいって事に疑問がわく展開

2022年7月22日
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出だしはまったり、超スロー。
半ばは腹の読み合いでヒリヒリしつつ。
途中、風船屋のフリをした殺し屋が出てきてから、一気に物語が走りはじめました。
気づけば107分があっという間。
主人公・ボブも殺し屋だし、ヒロインと殺されたキャラ以外はみな悪人なので、誰を信じるもなにもなく。
「正しい」ということが二転三転して、銃撃戦以上に騙し合いがスリリングで楽しゅうございました。

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コージィ日本犬

3.0雑なストーリーだが批判は難しいか・・

2022年7月21日
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新人女性警官、詐欺師、殺人者(ノーマル)、殺人者(サイコパス)の4人からなる物語です。
B級アクション作品にストーリー性を求めるのはどうかとは思いますが、はっきり言って雑ですねえ。
瀕死の状態からどうやって復活したんでしょ、輸血なしで注射だけで復活できるんですかね。弾はどうやって摘出したの?
人物描写も甘いし・・・

ただ、主人公が黒人の女性のこの作品。ポリコレ的に批判は難しいかも。

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お抹茶

4.0Psycho

2022年7月21日
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ブレミンガー

4.0B級アクションとして真っ当に楽しむ

2022年7月21日
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B級のアクション映画が好きでよく観てしまうのだが、大作とは違うチープな作りを楽しんでしまう。CGをふんだんに使ったアクションではなく、ドンパチの火薬量が多めのやつ。そこに少しのアイデアが加えられているとなお嬉しい。
予告編では警察署での銃撃戦バトルロワイヤル的な内容に思えた本作。実際は騙し合いをメインとした心理戦の側面が強かった。こんなB級映画はたまらない。もちろん火薬量も多め。
もちろん、そこはそんなんでいいの?とか、あそこであいつがそうしちゃったら話が終わりじゃん?とか、あれだけであんなに回復する?なんて部分もある。でもそんなツッコミどころも楽しむのがB級アクション映画を楽しむお作法なんじゃないかと思ってしまう。
でも、これで続編なんて作られてしまったらどうしよう。楽しみと不安がせめぎ合うことは間違いない。新たな殺し屋が登場するのも間違いないから、今のところ楽しみが勝ってしまう。この手の映画好きなんで。

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kenshuchu

4.0とてもよかった

2022年7月20日
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吉泉知彦

2.5予告以上のヒネリが。。

2022年7月20日
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単純

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uz
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