「一分の隙も無駄もない」レイジング・ファイア talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
一分の隙も無駄もない
確認したい箇所もあって再鑑賞。構成、テンポ、サウンドデザインが素晴らしくこれっぽっちの無駄もダレもない。最初から最後まで完璧に作られていることがよくわかった。ニコラスの笑い、首を傾げる仕草、良かった。間に何度も挟まれる香港の高層ビルの夜景、朝の景色、夕方の風景がとても美しい。(2022.01.02.)
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デブゴンでないシュッとしたドニーとニコラス・ツェーの対決という前情報だけで楽しみにしていました。久しぶりの香港アクションですっごく嬉しかったです。心拍数は上がり脈拍は速くなり瞳孔も開いてドキドキワクワクと見ました!ガッチャーンと建物に突っ込む、上から車に飛び降りる、車にバイクが乗り上がる、ニコラスの手による合図がかっこいい!と全てに盛り上がりました。凄まじいカーチェイス、ナイフとか色々危険なもの沢山。何よりもキレッキレで超スピーディな体の動きが素晴らしい。追想シーンが入りつつもメリハリの良い進行で気持ち良かったです。香港映画で裁判シーンや警察での尋問空間(黒が効いてた)は意外でした。共に緊迫感が凄くドニーとニコラスの役者としての半端なさを感じました。ドニーは抑えつつもゆっくりと怒りが高まるプロセスがドラマに緊張感を与え、一方のニコラスは偶然のなせるわざとはいえ信頼していた上司と保身に走る組織に対する怒りが最初からマックスで持続している。常に頭も心もクールで計算しつくして怖くてかっこいい。最後は教会内で二人の闘い。すごかった・・・。美さえ感じた。
香港映画お決まりのエンドクレジットでの歌もOKでした。作曲と歌もニコラス。多才な人!着こなしも上手く自分をよくわかっている。映画では2パターン(過去と現在)のヘアスタイル、素材変えても全身黒、表情、話し方、アクション(足の長さが生きてるキック)とため息が出るほど良かったです。ベニー・チャン監督のことを知らなかったのでパンフレット読みます。これだけ質の高い香港アクション映画、これが最後、になって欲しくない。
ほんと、ニコラスは福山雅治ばりの美形であんなアクションもできるなんて凄いですよね。ラストのタイマン対決はみとれてしまいましたよ。これは劇場で観たかったです。
コメントありがとうございます。
ニコラスカッコ良かったですねー。
それと、ドニーはあのデブゴンと同一人物とは思えないほどカッコ良かった。
香港アクションを堪能しました。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
この映画は「アクションかー、痛そう」と思って、ノーマークでした。
ちょっと見たい気持ちになりました。
あけましておめでとうございます。そして記録更新おめでとうございます!
私もそういえば最近は月に1冊読むかどうかになってますね…
印鑑の件は隣に上司印が押される書類で、上司側に15度ぐらい傾けて押すことで、上司に対してお辞儀している意味になるというアッホなお話ですw