「逆にはならなかったと思うよ。」レイジング・ファイア Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
逆にはならなかったと思うよ。
クリックして本文を読む
媚びず引かず省みないマジメで有能な警察官が、警察を逆恨みするかつての後輩の犯罪グループを追う話。
大規模麻薬取引きの検挙の筈が、8人の警察官の犠牲と多数の重傷者を出すと共に、まんまと逃げ果せられてというストーリー。
主人公の人間性や立場をしっかりみせて、そしてそこからの壮絶なドンパチと犯人グループの非道っぷりをみせる掴みに始まり、過去の遺恨をみせる展開も含め、判りやすいし激しいしテンポが良くて一気に引き込まれる。
ただ、過去の遺恨は確かに裏切られたものだけど、不可抗力や完全に陥れられたものならもうちょっと哀しさもあったのかなとも思うけど、犯人像にちょっと安っぽさが付き纏ってしまっていたし、副総監の能書きも、4年前?今もだよ!と突っ込みたくなったw
エンタメに振った懲悪アクションストーリーと割り切れば、激しいチェイスにドンパチに格闘にと大興奮だしとても面白かった。
コメントする