「後にこちらを見ました」僕が愛したすべての君へ まささんさんの映画レビュー(感想・評価)
後にこちらを見ました
原作未読、事前知識一切入れずに見ました。時間が丁度良かったので、先に「君を愛した」を見て、20分後にこちらを鑑賞。
個人的には、「僕を愛した」→「君を愛した」の順番で見たほうが「うおーそういうことだったのか!」となって泣けると思いました。
以下ネタバレ含む。
こちらは、主人公の男の子と、ヒロインの女の子のパラレルワールドものの恋愛映画。
家族愛要素が強め。
こっちの作品だけでも成立してる感はある。
場面が頻繁に切り変わるので、今どっちの世界にいるか微妙に分かりづらい。
もう一本の方のこよみは父親に引き取られた世界で、こちらのこよみはお母さんに引き取られた世界で分岐している。
お母さんに引き取られた場合はしおりに出会うことがないので、しおりが死なないっぽい。
しおりが、研究所で例の機会のフタ開けてくれてサーっと逃げていったのは何故?分からない。
85の世界から来たかずねは、結局存在しなかったのか?
でも明らかに言動おかしかったし、多分いたんだろう。まだ消化できていない。
時々、交差点の幽霊状態のしおりが出てきていたような気がするけど、こっちの世界ではしおりは幽霊にならないのでは?分からない。
ところどころ、「0じゃないと本当の君じゃない」的なセリフがあったけど、個人的にはそこは同意できなかった。どの世界に行っても愛してるって言うならどのかずねも愛すべき。
幽霊が消えるシーンでこよみの端末がエラーになったのは、もう1つの世界から虚質が流れ込んで混ざったからエラーになったのかな?
エラーつながりで、研究室でかずねがこよみに告白したときにエラーが出たのは単なる演出?何かの伏線?