機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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胸熱なのは仕方がない。
TVの1話が1本の映画に。ドラマパートがちょっともったりしてたり設定盛りすぎた感もあったりはするものの、ドアンがあの島にいた理由やアムロとの交流も深くなったのはよかった。てか令和の作画でMSが動く様見せられたら、それだけで胸熱、すべてOKになってしまう素晴らしさw
よかった
☆MSの作画がとにかくよい。線が多いし目もつやつや。
☆カイがやっぱりカイでいい。子どもを踏まないように気にしたり、背負って走ったり、やっぱり優しいよね。救出されて、ボトっと落ちてくるとこもリアルで好き。
☆古谷さんと古川さんの声(泣)
うーん
☆子ども多すぎ?泣きすぎ?
☆アムロ、なぜわざわざ灯台のライト点灯した?無人島だと思われてたのに、リスク高くない?
☆子どもたち地下室に隠れるんじゃなかったの?全員飛び出してきて危険では
☆時系列変えてるからスレッガーさんがもう搭乗してる
☆セイラさんのキャラが…さすがに「〜しますわよ!」なんて言わないでしょ
☆フラウ、あんなに無駄に泣き虫じゃないよね
☆マ・クベ優しすぎではw
しかし数十人観客がいて女性わたし一人だったのはなんでぞ?ぜったい「旦那さんに付き合わされた人」って思われてるよね。鑑賞後わたしは夫に「MSのアングルめっちゃよかったよね?極端に下から舐めたり足裏写したり、今までになくMSの巨大さと人間と対比してて、足音と衝撃もいちいち強調されてて、めっちゃよかった!ザクのモノアイとかガンダムの目とかめっちゃ反射してたのも令和だよね〜!だいたい、Rx78-2もザクもめっちゃ線増えてるし、デカールみたいなの貼られてるしかっこよすぎた…やばい…」って語りまくってました。
ああもう無理。かっこよすぎて無理。圧倒的に線が多い。シャープでキレがいい。これが高速でぐりぐり動くのたまらない。正直キャラの顔の作画は前の方が好きなので、もっとモビルスーツのパートが見たかったくらい←やばすぎた、胸熱すぎた。特にザクのかっこよさですよ。
推しはずっとカイ・シデンなんだけど、また古川登志夫さんのカイが見られて夢のよう。好きだわやっぱり。口悪くひねくれてる?ように見えるのも実は一番軍に染まらず普通の感覚を持っているからだと思う。人間臭くて、でも子供や民間人を守る気持ちは強く、かっこいいよ大好き。
次回はぜひ、「女スパイ潜入!」「大西洋血に染めて」あたりをカイレポの過去編として絡めての映画化なんてどうでしょう??
最後のセリフに違和感
他の方がレビューされているように、旧作のエモーショナルな部分を削り、ストーリーをハテナだらけにしたのが今作の特徴だと思います。
特に違和感が凄かったのは最後のアムロのセリフ。
セリフ自体は旧作と全く同じで、それ自体は今も色褪せない名台詞だと思います。 ただ今作の物語背景に使っても意味不明で、無意味な台詞になってしまったことは否めません。
旧作の場合、ドアンの島は何の重要性もない島であり、子供達と隠れて住むのにぴったりで、一見戦闘とは無縁に思えます。
しかし、島をひいては子供達を守るために残したザクが(もっというとドアンが戦い続けることが)皮肉にもドアンの島が「戦争の島」になる原因となってしまいました。
アムロは、これを「戦いの匂い」と表現し、
ドアンの戦闘への意識をそれを象徴するザクを処分することで、「戦争の島」から何もない島へと戻したのです。
これによって、軍がこの島を訪れる理由はなくなり、ドアンと子供達は戦後まで平和に暮らせたことが暗示されます。(ルッグンとやられたザクが消息を絶ったことは連邦の旅団との戦闘結果ということで。)
今作は背景が全く違います。 島はジオンの戦略要地であり、ドアンが戦う意志を捨てようと、ザクを捨てようと勝手に軍はやってくるわけです。 「匂い」を消しても無駄なのです。 ドアンと子供達はこれからも軍の襲来にそなえなければならず前途多難です。 この状況で台詞だけ旧作から引用しても、状況と乖離しすぎていて、無理矢理オチをつけた感が拭えません。
残念な結末と言わざるを得ないと思います。
追記:他の物語上気になった点
・不要なキャラクターの多さ
(年長の少年、サザンクロスの女性隊員と見張りの隊員、レビルとエルラン、シャア、カマリア、テムレイってこの時点では生死不明では? サイド6での台詞を夢に見るのは不適当。 夢のシーンでついでに言うと、戦闘のトラウマならランバラルを見ないと嘘。)
・ドアンが子供達を守る理由が明示されない。
・ドアンが脱走した理由の描写が薄い。
・サザンクロス隊隊長とドアンの因縁が不明
・シャアかドアンか、という強さ設定。(物語上全く生きていない。 そんなエースが何故脱走を?って繋げないとダメでしょう。)
追記:旧作ファンの気になった点
・ロラン→カーラの無意味な名前変更。
・パンチなし。(パンチが実現性ないならショルダーアタックでも良かった。)
追記:設定上どうなん?と思ったこと
・ドアンザクは襲撃したザクから補修品を剥ぎ取っている設定なのに、海中にザクが捨ててある。
追記:多分そうなんじゃない?と思ったこと
・今作の島のモデルは硫黄島だよね。
安彦さんのファンです
ファンです。展示会も見に行きました。安彦ガンダム楽しみにしてました。
疲れてたんかな。3回落ちました。
テレビの1話をクローズアップしてるだけに、なんかダラダラ感はありましたね。
ファン向けなんでしょうね。戦闘シーン、モビルスーツのデザインカッコよかったです。プラモカッコ良いだろうな。
オリジンの画像とはそんなに差がなかった。
で、ファン向けなんだからサービスしてほしいところを、ファンだから買うでしょ?みたいなやり方が。。
Blu-ray、パンフレットは売り切れないようにしてよ。
まあ、売り切れていたので買わなくて済んだともいう。何回も見るつもりだったがなぁ。。
で、値引きのチケットは使えませんとか。色々とファンに横暴だなと個人的にはおもいました。
作画が違ってて残念
ポスター画像でなんか作画が違うんだよな。。と思いつつ、ファーストだけが好きなので鑑賞しました。
せっかくククルス・ドアンの島だけに焦点をあてているなら、最後ドアンのザクが右腕をもがれた絶体絶命の時、次の攻撃が来る時ガンダムがドアンザクをはっきりかばう形で、ドアンの目の前にガンダムが入ってて守るような闘いの演出をしてほしかったな、と思いました。
まぁちゃんとドアンを助けてはいるんですけど、「上からゆっくり歩きながら頭部のミサイル」とか、素早さが無い。。素早くドアンの前にカッコ良く飛んできて、敵ザクにビームサーベルで応戦してほしかったです。
あと見ていたセイラさん達や島の子ども達、モビルスーツ同士の戦闘地の凄く近くにいて危なすぎる。近くにいる人間が怪我なく見れてるのがちょっとうそっぽくて気になってしまい。
ブライトさんも少し性格が違う。ミライさんの前でだけは好きな人だから本音を言えるとしても、なんだか情けない感じが強くて。。アムロに強く言い過ぎたかな。。?と思うにしても、表現の仕方がブライトさんじゃない。少なくともファーストの時のブライトさんとは雰囲気が違う。声の違いにはさほど違和感が無かったので、脚本や演出の問題だと思います。
脚本としては、助けられて腕に包帯をしてもらって介抱されたアムロが、いくら相手は確かにザクの乗り手だとしてもやはり助けてくれて枕元に水も用意してくれた人に(何故自給自足をする島にペットボトルがあるのかは謎でしたが。。)会えてすぐにひとまずお礼を言わないのが不可解でした。
アムロがガンダムを探しに行くのも、ドアンには壊したとも隠したとも何も説明させないでいる。この脚本が何か変。いつでも上陸した相手は殲滅させるのが信念なら、アムロだけは手当てまでして生かしたのが疑問。「連邦の白いやつ」の乗り手ならなおさら何故生かしておいたのか、もっとドアン本人に説明させる脚本にしてほしかったです。
せっかく映画1本の時間があったのに、もっと詳しいドアンの脱走に至る経緯や(戦闘地で子どもをちらっと見た場面が少しあるだけで説得力が少ない)、
畑の作物やヤギ1頭のミルクだけでは正直あの10人くらい?の人数がそこそこ食べていける食料には足りない感じしかないので、もう少し島での暮らし方を説明してほしかったです。あとあの人数の子ども、ザク1機では戦地から一度に連れて来れないし。。何回にも分けて連れてきたのか?ザクの燃料はあの基地の設備にそんなに備蓄があったのか?説明が無くてよく分からなくて色々と不可解。
せっかく掘り下げる時間があったのに、映画にした時間を有効活用出来なかった脚本とやはり作画の下手さがファーストと比べてとても残念でした。
まぁ、シャアの声だけでも聴けて良かったです。。
ガンダムファンの為だけどファンは納得するのか?
正史でもオリジンでもないけど、安彦監督のガンダム。
舞台は一年戦争の15話、ククルスドアンの島。
TVで25分もない話を120分へ。
無駄に話を引き伸ばしたり、カットイン入れたり。
ちょっと間伸びしている。
ファンサービスなのかシャア登場もあっけない。
話を膨らませた割にサザンクロスの方との因縁や浮ついた話は説明なし。
こちらをハッキリ描いた方がよかったのでは?
わざわざスレッガーやコアブースター出してるのに呆気ない。
正史と矛盾する展開させなくても…
軍記違反のキッカケ作りには仕方なかったのかな。
最後に登場するガンダム。
まるで暴れん坊将軍か遠山の金さんかと思いましたよ(笑)
まぁククルスドアンの島というガンダムとして楽しめましたが、正史やオリジンしか認めない人には受け入れ難いかも。
スレッガージム!首ちょんぱの巻!!
これを観るために、1900円払いました。🤣
後、ドアン!石を投げるな。それを避けるエグバ高機動型ザク。思わず失笑です😂
あれってパイロットどう操作しているのかなぁ…😑
今回のガンダムは、ホワイトベースクルーががんばってくれたので、星3つです。
まず最初に「機動戦士ガンダムF91」をボロクソに言っていた安彦良和...
まず最初に「機動戦士ガンダムF91」をボロクソに言っていた安彦良和が監督するガンダム映画なら「ガンダムF91」」を上回る作品でなければ、おかしい。
しかし、期待して観た物はガッカリ…
ジオン兵は、主人公や子供達に危害を加える悪であって、殺されて当然な描き方で、分かりやすい勧善懲悪アニメ…ガンダムは本来そういう物ではなかった筈だが…
ジオンの女性兵は、ドアンの「元恋人らしき者」であるが、中途半端なうえ出番が短すぎ意味不明。 「ガンダムF91」のアンナマリーのエピソードの方が、ちゃんと映画的な物となっていた。 無意味に子供達の無邪気な場面が多いが、ドアンの元いたジオン小隊のエピソードを、もっと描くべきだったのでは? ジオン小隊にとっては、自分達を捨てて逃げたドアンこそ、悪なのだから…
ガンキャノン2機やスレッガー専用ジムは、出てきてすぐ壊れ、何の為に登場したのか分からない。 ドアンのザクなんか、ジオンのザクがまとめて掛かれば楽勝と思えるが、なぜか1対1のタイマン・バトルを仕掛けるのが、意味不明。
「腹は空いていない」と言った後に腹がクーと鳴るとかは相当古いマンガのネタだし、この男殴られるなと思ったら殴られ、この子供ころんで手にしてる水こぼすと思ったらそうなるという、先が読める陳腐な内容。 つくづく安彦良和というのは、アニメ作家として「年寄りで終わった人」と痛感した。
「ククルスドアンの島」は、何か無邪気な子供が多くて良さげ、的な描き方だが、作品として全然楽しめなかった。 劇場で観ていて「つまんねぇ映画だな~ 早く終わんねぇかな~」と何度も思った。 「ガンダムF91」の方が「娯楽映像作品」として、充分楽しめた。
「ガンダムF91」は劇場で3度見て、ビデオをダビングして何回も観た。 「閃光のハサウェイ」は劇場で3度は観た。 だが今回の「ククルスドアンの島」は1度観て2度と観たくないと思った。劇場から出てすぐに「ガンダムF91」のブルーレイ版を観たいと思った…
最後に、ジ・オリジンのアニメ版が、一年戦争本編の前で終わり、つまり「1stガンダムのリメイク・アニメ」を、安彦良和が筆頭の体制で作らせなかったのは、つくづく会社側の判断が賢明と思える。
戦争の一側面
Dolby-CINEMAで鑑賞。
原典は視聴済み、ノベライズは未読です。
高校からの友人と観ました。
ガンダムシリーズに特段思い入れの無い私(SEEDシリーズを子供の頃に観ていた程度)ですが、ファーストの異色エピソードの映画化と聞き、ふと興味が湧きました。
去年「閃光のハサウェイ」を観に行く際に予習した劇場版三部作からは端折られた回でありながら、ファンの間では語り継がれていると云うことをネットで調べて知りました。
実際に原典(第15話「ククルス・ドアンの島」)をネトフリで視聴し、ジオンの脱走兵ククルス・ドアンの姿を通して戦争の一側面を提示した物語に、とても考えさせられました。
そう云う状態で観た本作、これぞ翻案と云う印象でした。
ストーリーの膨らませ方や、設定の掘り下げ方が絶妙な塩梅で、蛇足的な部分が一切無いのではないかなと思いました。
映画的文法で多くを語らず、観る者に解釈を委ねる手法はテレビシリーズの一エピソードの映画化として適切だな、と…
モビルスーツ戦のシーンの作画の美しさと滑らかな動きに目を見張り、その迫力には思わず手に汗握ってしまいました。
敵同士であっても分かり合える。それが人間の素晴らしい部分のひとつであるはず。現実問題として戦争が起きている今、これ以上無いタイミングで放たれた本作に籠められた想いは、真摯に受け止めねばならないものだと思いました。
[余談1]
ガンダムで敵を踏み殺す描写は必要だったのだろうか?
[余談2]
シャアも出るぞ、と云う前宣伝にどう云う絡ませ方をするのかと期待していたのに、アムロの夢(回想)だけなんて…
これじゃあまるで詐欺じゃない?
[余談3]
島の食料はどうしていたのだろう?
特に、パン。自分たちでつくっていたのか?
ガッカリ…
サザンクロス隊やスレッガーさんのジムの登場など、胸熱ポイントもあれど、サザンクロス隊がめちゃ弱かったり、スレッガーさんなんて出落ちのコミカル扱い。
「テレビシリーズの隠れた名作」の映画化は過度な期待だったなぁ…
値段も一律だし。
初期ガンブーム世代をガッカリさせるストーリー…
大きいスクリーンでモビルスーツがドンパチすること以外、大して響かなかったなぁ…
個人的には特に映画化する必要なし。
残念…
ファーストガンダムファンは必見
ファーストガンダム好きの人は絶対観ましょう。ただ、新規の人や他のガンダムシリーズは知っていてもファーストは知らないという人は微妙かもしれません。
この「ククルス・ドアンの島」は、最初に説明が入る通り元はファーストガンダムこと機動戦士ガンダム(TV版)の第15話を翻案した映画です。なので既存ファンはすんなりと話を理解できると思いますが、新規の人やファーストガンダムを観たことない人はあまりハマらないかなと感じました。あくまでファーストガンダムを好きな人が観るべき作品です。
新規の人が観てもあまりハマらない理由は、やはり作品の第一話をすっ飛ばしている作品なことや、回想などでファンは「あのシーンが現代の作画で観れる」と安易に感動できますが、新規の人が観てもピンとこないし意味もわからないと思います。直近の他のガンダム映画に閃光のハサウェイがありますが、「ハサウェイ面白かったからこれも観てみようかな」とは思わない方がいいです。
既存ファンの自分から観ても捏造しすぎなのでは?とも思いましたが、そこは翻案した話なことと、令和にまたホワイトベースの面々が観られたことを考えれば文句は言えません。一ファンとして今回この「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を企画・制作してくれたことに感謝です。
さて、ここから映画の内容についての話になります。
まず最初の初遭遇シーンですが、アムロがNT覚醒前だと考慮しても、ドアンザクに簡単に背後取られすぎで少しモヤモヤしました。ただ、ドアンもいつの間にか「赤い彗星かドアンか」と言われるぐらい強化されていたのでこういった強敵描写なのかもしれませんが。
ちなみに、この作品はMS戦にはそこまで焦点を当ててないので、ドンパチを求めている人は物足りなさを感じると思います。(既存ファンはわかっていると思いますが…) とはいえ現代の綺麗なアニメ調のCGで描かれるMS戦は圧巻です。静止画で観ればイラストかと思うぐらいには違和感のないCGでした。劇中の音楽もファーストガンダムの時に使用されているBGMが流れるので、何度も言いますがファーストガンダムファンは必見だと思います。
また、アムロ役の古谷さんの演技が、過剰すぎるきらいがあります。アムロはZ時代と逆襲のシャア時代の三つ声のパターンがあるので演じ分けのためなのでしょうが…。しかし、主人公なだけあって様々なアムロの姿が見られるので、古谷さんの少年ボイスが聞きたい!という人は新規の方でも観る価値はあるかもしれません。
ハサウェイから、早1年くらいか?! ククルス・ドアンの島かぁ~と思いながら、特報が何度か更新され、デキの良さに初のムビチケをマイホーム劇場で購入。事前に電話で特典が1・2も残っているか聞き無事に購入できました。まさか第三弾は出まいと思いつつ、封切り2週間程前でも、第一弾も残っていることに少しの不安を残し・・・
ここのところ映画は4Dで鑑賞、ムビチケで無事に2日前に席確保はできたものの、少し出遅れ朝一定位置の最後列の端席は確保できませんでした。グッズも事前に確認し、封切前までにイベント上映の安彦さんの喋らなさの不安が増しながらも、車で最近の安心感、駐車場内にトイレがある安心感、車を降りて歩数最小の三拍子揃ってる劇場で観れる喜びは何よりです。
4Dだからこそ寝ないで済んだ内容と上映後のパチンコ台に直結しそうな演出と音楽に大人の事情を感じ、ブライトと参謀本部(?)とのやり取りや、アムロに対する指導方法に悩む一面は今の私にも考えさせられる場面でした。ドアンが子どもたちの親を殺してしまった苦悩が描かれていなかったのが少し残念でした。
私の映画の評価に直結するグッズ購入は、上映後の混雑を避け上映前に職場の仲間に少し買い、お布施での欲しいグッズは、マイホームには売っていませんでしたが、棚4列、更に平積1に衰えない人気を物語っていました。年1のコナンのように続けて欲しいです。
ららぽーと沼津4DX鑑賞
まず、劇場サービス無効の料金1900円均一というのはいかがなものか…
「〜サハウェイ」の時は納得がいかずAmazon primeまで待ったが、「ORIGIN」にハマった自分としては劇場鑑賞を決意。どうせなら1000円上乗せして4DX初体験してやろう❗️と意気込んで移動時間90分かけてやってまいりました。
結論から言いますと…2900円払う程の価値はなかったかなぁ…。
4DXって最初は「おぉっ❗️」って思ったけど、時間が経つと正直邪魔な気がして内容が入って来ないですね…爆発シーンなんて揺れが凄すぎて背もたれに頭付けとくと乗り物酔いしそうになりますね。
内容については〜伝説のTV15話を劇場映画に膨らませるという荒技には、中盤での間延び感は仕方がないですかね。
それと登場人物の演出が古く感じてしまいました。一昔前のアニメを見ている気になりました。
ただ戦闘シーンは迫力があり綺麗で素晴らしかったです。高機動ザクを駆る「褐色のサザンクロス」の登場で地味な話にモビルスーツ戦闘という大きな見所が増えました。
しかしシャアの登場と入場者プレゼントって〜いります❓
個人主義的な少年になったアムロ
この映画には「オリジナル」というものがある以上、どうしてもそれと比較されてしまいます。
今回のククルス・ドアンの島は、キャラクターの性格特にアムロがリベラルな考えの少年になっているという点が賛否両論を呼ぶと思います。
オリジナルのククルス・ドアンの島では、アムロは対面して間もないドアンに食ってかかります。
「僕はジオンの侵略者と戦うために武器がいるんです!」
「あなたのように子供を利用するのとは違います!」
それに対してドアンは、
「モビルスーツを返したら、君だって私を攻撃するんじゃないのか?」
と反論し、口論になります。ここはアムロが安っぽい正義感を振りかざし、一時的に嫌な奴になる場面です。
ところが、今回の映画ではそれが一切ありません。アムロはドアンに食ってかかることなく、黙々とガンダムを探し続けます。
この辺りに首を捻ったオールドファンは多くいるはずですが、それはアムロが「戦争慣れ」した証拠と捉えることができます。目の前のジオン兵に「あなたは誰?」「どうしてこんなところにいるの?」と聞くだけ野暮という発想に、アムロは至ったのではないでしょうか。いい意味での個人主義が彼に根付いています。
実際、ドアンもアムロのことを根掘り葉掘り聴いたりしませんでした。
ドアンと彼が養っている子供たちの食事シーンは、まるでジブリ映画のようです。
いささか食事が豪勢な気もしたのですが、それは島にあったジオンの基地から備蓄を持ってきた……と考えればいいでしょう。ただ、そうであるなら「ジオンのマークが描かれている小麦粉の袋」とかをちょろっと出したほうがよかったですね。ドアンの愛用するコップにはジオンのマークがあったんですから、そうした小さな芸も詰め込むことができたはずです。
ですがそうした細かいところを補って余りある「子供たちの健康さ」を描いていた点は大いに評価できます。特にマルコスの肉体や体力は、海中を潜らせることやアムロと取っ組み合いの喧嘩をさせることで見事に光らせています。カナリア諸島の気候と相成り、ここが肥沃な亜熱帯地域であることがよく伝わってきました。
肥沃といえば、「黒い土」をきちんと描写してくれたことも忘れるわけにはいきません。あの島は農業に適した土壌だったんですねぇ。
ドアンの苦悩やこの先の不安は、時折見せる彼の表情からちゃんと伝わっています。
ただ、そうであるならオリジナルにあった「ドアンが民間人を虐殺してしまった時の夢」が出てこなかったのはいささか不満です。
この映画の中でアムロは、睡眠中に悪夢を見ています。けれどそれはドアンが見るべきものでしょう。たとえば「サザンクロス隊が無抵抗の町を破壊しまくった時の記憶」をドアンの悪夢として描写すれば(回想シーンには出てきますが)、なぜ彼が軍を脱走したのかという理由の強調にもなるはずです。
あと、あの島には核ミサイル発射施設があるというのは、いささか話を大きくし過ぎている感があります。そうすると島自体が戦略拠点ですから、もはやドアンひとりじゃどうにもならないんじゃ……という疑問もうっすら浮かんでしまいます。
ゴップやマ・クベが絡んでくるスケールの話じゃないんですよね、本来なら。
だから核ミサイルじゃなくて、ドアンの乗ってるザク自体に何かしらの新テクノロジー(もちろん機密事項)が内蔵されていた、ということにしたほうがより身丈に合った話になったんじゃないかな、と思います。全方位モニターとか、シャアの戦闘データが使われたAIとか。これならジオンとしては見過ごせる話じゃないけれど、戦略級の話でもなくなります。
ただ、全体としてはストーリーテラーな部類のガンダム映画として上手くまとまっていると思います。
キャラのやたらとオーバーな仕草や、ヤギのブランカにやられるハヤトやカイのコメディシーンは正直ササクレのように感じてしまいますが、今回の主役であるドアンの優しさ、厳しさ、思慮の深さ、心の傷を見事に描写し切っています。モビルスーツの戦闘シーンもこのテーマとしてはちょうどいい割合だったのではないでしょうか。そして今回のアムロは、ドアンを引き立たせる程度の存在感に留まっていて、その辺りも好印象でした。
安彦監督大変お疲れ様でした
勿論、今後も何かの形で関わる事、又はやはりもう一本撮ろうと思うことも可能性として、ないことはないと信じていることも付け加える
そもそものテレビ版のいわゆる"鬼っ子"回をクローズアップしたこと自体の否定的論評も相俟って、ハッキリと今作の罵倒的評価を下すレビュアー達の感想を覧るに付け、心が冷えていくことをどうやって防ぐかに始終している自分がいる
ネット社会の弊害をこうして目の当たりにして、こんなに"分断"という舞台を作るのが果たして楽しいのか、心が痩せてしまう
今作品の最大のキモは、ガンダムが生身の人間を"踏み潰す"という、凡そロボットアニメでは演出を避けるシーンを逃げずに盛り込んだ事である。それは"天安門事件"の戦車のシーンを否が応でも思い出してしまうショッキングなシーンとオーバーラップしてしまい、人間という生物が、如何に簡単に虫の様に潰せてしまう程か弱いのだということを表現することに監督は自身の戦争体験から、現代社会に投げ掛けるテーマ性の帯びた作品としての作劇なのであろう。"ガンダム"はあくまでそれを演出する為の"手段"であり、纏うことでより多くの観客に訴える事の出来るコンテンツに過ぎない。
勿論、それだけでなく、デフォルメの強い安彦琉のコメディ演出や昭和時代の演出手法は好き嫌いの分れる所であるが、それを含めて監督としての色を包括的に評価すべきことであり、自分と合わないからこき下ろしていいんだという偏った意見を表明すべきではないと改めて強く決意する内容である
今だから余計に響く本作のテーマ
THE ORIGINデビューのガンダム初心者です。
娯楽の中に強い反戦の想いが込められた
素晴らしい作品でした。
ガンダムなのに戦闘シーンを
観たくないと願うほどに。
殺戮を続けるより今のドアンの生き方の方が
圧倒的に素晴らしい。
戦闘より戦災孤児との生活を
丁寧に描く演出に共感。
プーチンの暴走。増え続ける民間人の死者。
改憲や防衛費増を掲げる与党。
再び遠のき始めた平和という虚しい妄想。
誰かの命を犠牲にして手にする未来の価値とは?
最後の監督作品に相応しい
安彦良和氏の素晴らしい仕事に賛辞を。
神回といわれるが・・・
ここのところ、昭和のものを立て続けに観ている。
シン・ウルトラマン、トップガンマーヴェリック、そして今回はガンダム、しかもファーストの続編。
ファーストガンダムの久々の映画、ということに惹かれ、足を運んだ。
リアル放送時の私は、小学校3年生??
しかも最初のほうはあんまり見てないんですよね~。
そしてみた結果は・・・
登場人物は懐かしかった、アムロはもちろん、ブライト、カイ、セイラ、ミライ、フラウなどなど、
名前を忘れてしまった人も多々ありましたが汗
映像はもちろんきれいになっていたけど、モビルスーツの闘いはあまりなく、がっかり。
この時代にファーストはきついのかな、他の昭和の作品たちと違い、
古く感じたのは気のせいか。
上映時間109分らしいけど、めっちゃ長く感じた。
高かったのに。。。。笑
MSがカッコいいという映画ではなかったです
初代ガンダムは観ていてククルスドアンの話も知っていましたがなんせ数十年前の事だったのでむしろ新鮮な気持ちで鑑賞できました。キャラやメカデザインはオリジン版準拠かな?
アムロがこんなに喋らないキャラだったかなと思いましたが元々の設定が内向的で機械ヲタだったからそれに忠実だったのかも。
新規MSとして地上用の高機動型ザクが出ましたが活躍シーンは多くなく同様にガンダムの出番も少なかったですが終盤のカバー奥からの登場シーンはかなりヒロイックで印象に残りました。
話題になっていたシャアと専用高機動型ザクの出番は本当に一瞬でおまけにアムロの夢の中という出す必要あったのかという程度。まぁ、このエピソードにシャアは関係ないので話題作り以上は無いですね。
ドアンや島の子供達の掘り下げがほとんどないのは初代と同じかも。ドアンには元エースパイロットだったという設定が盛られ、最後に戦うのは彼自身が隊長を務めていた部隊というのはご都合主義だったかな。ドアンを案じていた女性隊員をドアンが撃墜して特に何の言及もないのはなんか悲しかった。これって戦争なのよね。
総じて人間ドラマ中心で、説明セリフもあまり無いので元からのファン向けだったと思います。元々初代アニメの15話のみのエピソードを2時間弱の映画にしているので間延びしているというかテンポの悪さを感じました。
ドアン周りに新設定を盛っているけどもうちょっと掘り下げても良かったかと。そうは言ってもつまらない事はなく最後まで楽しめたのはさすがです。
トッピングてんこ盛りの、めちゃくちゃ薄いカルピス。
まず、僕はガンダム世代のおじさんであり、プライベートではガンプラ組みまくってる程の所謂「ガノタ」である。
閃光のハサウェイはかなりの回数を映画館で観て、Blu-rayは擦り切れて溝がなくなった。
その僕の感想は、映画ファンとしての感想というより、ガノタ視点の感想となるのをご承知おき願いたい。
尚、今回点数はあえて無評価にしてあるが、心情はマイナス250位でナムコの経営陣の脳みそぶち抜いて欲しい位である。
まず、なぜ今ドアンなのか。
ご存知の通りドアンの回、15話はネタ回としてガノタ界隈で語り継がれており、酷い作画崩壊とメチャクチャな挙動にジブリ的な話の展開がわずか30分の間に収まった伝説の回である。異論は認めない。
そのドアンを今頃映画化したのは何故なのだろう。
その答えを探しに映画館で鑑賞したわけである。
ハサウェイ公開から一年経ち、昨今のガンプラ枯渇状況で市場は温まっていて、予告編が公開された時に「オリジンガンダムかぁ…」等とガノタ界隈では、期待半分不安半分で真っ二つになったと思う。
公開が近づくにつれ、肝心のドアンザクのガンプラの情報公開がされ、結果、作画崩壊のメチャクチャなザクを後付け設定で正当化して上書きされてしまった。
そこから徐々にサザンクロス隊等の新規登場人物も公開。
情報が公開されるにつれ、僕は頭を抱えてしまう。
劇場で鑑賞して、まず、そもそもサザンクロス隊のキャラクター達の薄い描かれ方と、やたら無駄に出てくるシャアを始め、ブライト、マ・クベ、レビル将軍などは、はっきり言って無駄である。
サザンクロス隊に至っては、折角の小隊での行動なのに、四天王制で各個撃破されてしまう。
これをネットゲームでやらかした日にはチームメイトの罵詈雑言に耐えなければならない。
ドアン自体はブレない存在で説得力もあり完成したキャラではあるが、オリジンを観ていない層からすると何か違うの連続だったのではないだろうか。
ハサウェイの頃より、より踏み込んだCGのシーンを期待していたものも。描かれる映像は地味な背景の1VS1ばかり。
特段目新しいものは少なく淡々と進む。
淡々と進み、静かに終わる。
長年、ガンダムを生み出してきたサンライズがその歴史に幕を下ろし、バンダイナムコの一部になってしまった。
残念ながらバンダイもナムコと合併しバンダイナムコになってからビジネスに舵を切り出し、合理性を追求するだけの企業になってしまった。
町の模型店に対する対応もかつての殿様商売に拍車をかけてもはや神様商売になり、地方の模型店を切り離し初めている。
背景には日本の少子化っもあるとは思うが、元々夢を語る場であったガンダムの世界に一気に合理化と収益性を重視するビジネスとしての完全なマーケットを推し進めた結果、そこに居る筈の子供たちは居なくなってしまった。
今回のドアンでは劇中に子供達が数多く登場するものの、映画館では子供の観客は殆どいない。
バンダイナムコになって、利益追求の姿勢で、かえってマーケットの未来を閉ざしてしまい、居る筈の子供達がいない状況で、これからのガンダムマーケットはどうなるのだろうか。
【追記】
この作品の最大の罪は、逃げ惑うパイロットをガンダムで踏み潰すシーンを描いちゃった事です。
そこで一気に冷めました。
45年振り、ファーストガンダム!!
45年振りに、ファーストガンダム映画!
アムロ…フラウ…セイラ…カイ…らに、会うことができて嬉しい!!
TV版15話を新解釈により、映画化!ククルス・ドアンの過去の掘り下げや子供たちを増やしドアンの人柄がよくわかる設定などアムロのドアンへの接し方などもよく描かれています。ガンダム…ガンキャノン…ザク…高機動ザクなどの戦闘シーンも半端なかったです。最高の一時でした。ドルビーアトモスにて鑑賞…音も最高です。
アムロがザクをすてた謎
現代に合うように多少のアレンジが施されていますが、古参のファンはたぶん怒るでしょう。
少なくとも私は怒っています。
なんでスレッガーなん?
リュウでしょ?
ククルス・ドアンのエピソードではまだリュウいたでしょ?
なんでリュウじゃないの?
俺の記憶違いか?
そうなのか?
子供の頃に観たTV放送のククルス・ドアンのエピソードは、武器を持っていると戦いが寄ってくるから武器を捨てて平和に暮らそう、みたいなメッセージの話だったと思います。今回も大筋でそういう事だと思います。反戦、非暴力の理想だと思います。
でも現実の世界状況からはその理想は全く通用しない事が証明されました。
武器を持たなければ平和は維持できない。
アムロがドアンのザクを捨てて良い理屈がわからん。
自分が負けた相手の武器を廃棄したかっただけなのか?
アレンジするならそういう理想と現実の差を埋めるようなアレンジをしてほしかった。
あと、アムロをはじめホワイトベースの連中がバカっぽ過ぎ!なんか緊迫感がないよね?
ファーストを知らない人達にも馴染めるようにしたのかも知れないけど、古参の私には納得いかない作品でした。
モビルスーツバトルは幾多のガンダム作品で見慣れているし。
フラウのお御足が眩しかったのとガンペリーのローターの動きが新鮮だったくらい。
う〜ん、残念。
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