ただ悪より救いたまえのレビュー・感想・評価
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三つ巴…四つ巴…直接対決
DVDで鑑賞(吹替)。
韓国映画のノワール・ヴァイオレンス・アクションにハズレ無し。ストーリーとしてはスティーブン・セガールの沈黙シリーズみたいな感じだが、壮絶さはこちらの方が断然上だ。
復讐と報復が連鎖的に発生して、三つ巴の様相が四つ巴になり、「敵の敵は味方」から怒涛の直接対決へとシチュエーションが変わるのが面白く、しかもテンポが良くて飽きさせない。
アクションシーンの迫力も申し分無い。ハリウッド映画みたいな場面が目白押しだった。ヒリヒリした痛みを伴うアクションはさすが韓国のノワール映画と言ったところである。
互いの目的のために手段を問わず殺してく、主演2人の狂気が怖い
互いの目的のために手段を問わず殺してく、主演2人の狂気が怖かった。とくにレイ役のイ・ジェンジェは、イカゲームの冴えない中年男性とは思えない好演。
ストーリーは中盤、子供誘拐されたあたりから中だるみ。詐欺グループら第3勢力を絡ませたせいで三つ巴になりテンポが悪くなった。レイが直接娘を誘拐する展開にしても良かった気がする。
コメディ映画に出てきそうなおかまのユイは良いキャラしてる。クレしん映画に出てきそうなおかまのノリ。
しかし、コミカルすぎてシリアスな作風の今作ではやや浮いてる印象。キャラが濃いのでオーバーな演技を控えめにするか、そもそもおかまである必要あったのか疑問。
最後の手榴弾で相打ちは、レオンを彷彿させるクールな終わり方でカッコいい。
どれだけでも語っていたいくらいにゾクゾクさせられた
この作品を傑作たらしめているのは、あわよくば続編を作ろうとか、主題歌で儲けようとか、そういったいやらしさの微塵もない潔さだ。
政府情報組織の解体により命を狙われ、恋人と別れて日本で暗殺者として生きる元工作員のインナム。
母に捨てられ父の暴力を受けて育った在日二世の兄弟、兄はヤクザに、弟レイは裏社会からも恐れられる人殺しに。
最後の仕事としてヤクザを始末したインナムへ元組織の上司から連絡が入る。残してきたかつての恋人が連絡を取りたいと。
彼女はバンコクでインナムとの間に生まれた娘と暮らしていたが、その娘ユミンが誘拐される。
娘の存在を知らないインナムは、自分は既に死んだものとして忘れるように伝えてくれと元上司に告げる。
次に入った連絡は元恋人が死んだとの知らせだった。
遺体を引き取りに韓国仁川へ戻ったインナム、はじめて娘の存在、そして誘拐されたことを知る。
元恋人を助けられなかった後悔を胸にバンコクへ。
ここからスクリーンはギラギラした焼けつくような色調に変わり、画面いっぱいのバンコクの文字。
ゾクゾクする。
インナムが誘拐された娘を探すだけでも充分見応えのあるストーリーなのに、そこに殺されたヤクザの兄の復讐のためターミネーターばりにレイが追いかけてくる。さらにタイの麻薬売買・臓器売買組織、警察も絡んでくる。下手な脚本だと、いろんなキャラいっぱい出してきてしっちゃかめっちゃかになるところを、この映画はあくまでもインナムとレイの二人にフォーカスを絞っているから、ストーリーが破綻しない。破綻してても気にならない。
土地に不慣れなインナムのために、案内役として登場するヒロイン・現地の歌姫ユイ。ありがちな役まわりだがひとひねりあって、彼女?は国に子供を残しバンコクで性転換手術を受けるためショーパブで働くトランスジェンダー。重苦しいストーリーを少し和ませてくれる。
巻き込まれ迷惑ながらも、インナムを助けるのは臓器売買のために囚われていた子供たちを見捨てておけなかったインナムの優しさに惹かれたからか。
イン・ジョンジェ演じるレイの登場シーンの格好良いこと。真っ白なコートで葬儀場へ、そしてトゥクトゥクマシンガン。重低音の音楽。
あぁーゾクゾクする。ゾクゾクする。
ナイフでタイのチンピラたちに斬りかかる殺戮シーン、
息つぎなし。一呼吸で何人も殺した後の荒い息。まるで三船敏郎演じる三十郎の殺陣のようだ。
インナムを演じたファン・ジョンミンの悲しさ、非情さ、そして優しさ。
口を閉ざした娘へ見せるコインマジック、ハグ、市場で手を取って歩く父娘の後ろ姿。
あぁーゾクゾクする。ゾクゾクする。ゾクゾクする。
レイとの対決シーン、臓器売買アジトでのナイフでの格闘。トゥクトゥクマシンガン。手榴弾。圧巻はフロントガラス飛び込み。
ゾクゾクした。ゾクゾクした。ゾクゾクした。
韓国を代表する俳優、若手でもないのにすごいアクションを演じてる。面白くないはずがない。
久しぶりにたくさんゾクゾクさせられて、上映期間中に二回観に行きました。
この映画についてどんだけでも語っていたい。そう思える作品だった。もっと長く上映してよ〜。
2021年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨
久しぶりに1日3本も劇場で観てしまった…『ベイビーわるきゅーれ』『レイジング・ファイア』そして、この『ただ悪より救いたまえ』…恐らく2021年を代表する日中韓のアクション映画3本!…ちょうど時間が上手い具合に合ったからだけど、観る前から「オレ、大丈夫か!?」な状態…(笑)
結果、どの3本も楽しめたッ!笑
そして、一番面白かった(気に入った)のは、この『ただ悪より救いたまえ』でした(この作品タイトルは今ひとつだけど)。
舞台のメインとなるのはバンコク。セピア色の映像が、タイの暑さを伝える。
人身売買・臓器売買、覚醒剤工場といった犯罪現場に張り付く汗の匂いと共に、冷酷な暗殺者の非常さや怖さが映像から染み出してくる。
そして、人との繋がりを押し隠したような主人公の、どこか影のある表情が、雑然としたバンコクの町の中で、余計に孤独感を浮き彫りにする。
そんな両者が、泥臭く血生臭い逃走と追跡を繰り返し、最後まで目の離せない作品でした。
見逃し厳禁な(笑)、今年(昨年?)を代表するアクション映画でした!
オススメ!(笑)
*誘拐された、まだ見ぬ娘を捜し出すという設定は、やや常套的で感傷的でしたが、"オカマ"役が父娘の間に入って良い役割をこなし、ストーリー展開が単調になりませんでした。
韓国ノワールはハズレなし
いや〜面白い!お約束の残虐さも満載。インナムに関わった人達があまりにも殺されすぎて気の毒。インナムの仕事もかなりグロいが、レイ、強烈❗️残忍すぎる。でも、汚してはいけないとはおもうらしく、ホテルでもキチンとビニール敷くのね。(逆にビニールが敷かれていると、どんなに血を流すの?と怖くなる)
子供の臓器売買をテーマにした映画もあるが、実際にこういうこともあるようでそのあたりは観ていて辛い。
レイはあのまま2人を連れて行って,インナムを殺すだけでは収まらず、インナムの目の前でヨミンを殺し,苦しませてからインナムを殺そうとしたのか?娘だけでも助かって良かった。
タイの悪党、警察を巻き込んでの銃撃戦など迫力満載で、韓国映画はやはり面白いなあ。
とてもよかった
殺し屋の主人公が生き別れの娘で、そもそも存在を知らず誘拐されて初めて知る。特に交流もないのだけど、娘からハグを求められた時に感極まった顔をしていて、そうだよな~と思う。
アクションが激しくてスリリングでめまいがしそうだ。
ゲイの彼がいい人で、娘を託すには最高だ。彼にお金を渡せてよかった。変な投資しようとしないで欲しい。
韓国も怖いけど、タイが怖い。子どもを安心して育てられないし、大人もやばい。金があることを隠さなければならない。
新井浩文が日本では仕事ができなくて韓国映画に出るようになったのかと思ったら豊原功補だった。レイが『イカゲーム』の主人公だけど、あまりにしゅっとしていて分からなかった。
面白い
韓国ノワールといいますか、韓国アクションといいますか、やはり頭ひとつ抜けていると感じさせる作品です。
最近の韓国映画には見なかった(実際に先進国として少なくなったのでしょう)久々に臓器売買の悪人という、ちょっと前の韓国映画によくいた悪人がでてきますが、舞台の多くはタイなのでまた少し違うのかもしれません。
イカれた悪人と、それはどうやって撮影したのと聞きたくなるアクションシーンの連続で楽しめます。
日本映画はアクションが弱く、韓国映画のアクションがイカれている(褒め言葉)のは、徴兵制が関係している気がしてなりません。ありがたいことに平和ボケしている日本人は、強制的に肉体で戦うことを求められませんが、韓国男子は否応なく戦闘の訓練に駆り出される。体の鍛え方、戦うことへの意識の差。ことアクションにおいて、日本映画が韓国映画に勝てることはしばらくないだろうと思わされました。
アジアの熱気と異国感が相まって熟成された一作
本作は予想外のことが重なって上手くストーリーがかみ合うようなストーリーラインだったと思う。行き当たりばったりの偶然が重なっていく先々で化学反応が起こりそれが面白く作用している。うまくいっているようで随所随所でハプニングが起こり全編にわたる追いかけっこがとにかく面白い。
またキャラ立てが良く、みんないいキャラで味が出てる。主人公はスーツの似合う孤独な殺し屋で、日本で活動しているから日本語もちゃんと話せる。見る前は韓国が中心なのかなとは思ったが、撮影はちゃんと日本でしている感じで、思った以上に日本の街並みが多く出てきてそこはとても意外だった。ちゃんと日本語も話すしそこはとても興味深い。一般の人から見れば気さくなおじさんといったように見えてとても良い。
自分の兄を殺されたことでとにかく追跡するレイはとにかく素性からしてやばい奴オーラがプンプンしている。行く先々で人を殺しまくる姿はノーカントリーのシガーを彷彿とさせ、その巧みなナイフさばきでたくさんの人間を切り伏せる姿はとても秀逸な演出だったと思う。
ひょんなことから主人公を助けるニューハーフの子は本当に巻き込まれるのが嫌だと伝わるし可哀想なキャラなのだが、彼女がいなかったら主人公はここで死んでいるだろうなと思えるくらいなくてはならないキャラで、「しょうがないなあ~・・・」といいつつ決して見捨てないところが本当に好き。自分の娘だが面識はない。でもそんな女の子を何としてでも逃がそうとする話は少し役は違うが「レオン」のジャンレノとナタリーポートマンの関係性(最後の車での手りゅう弾はレノと悪徳警官のゲイリーオールドマンだなあ)や「新感染」の主人公の父と娘を思い出す。
韓国映画特有のバイオレンスの荒々しさ、肉を断ち切るときの切断する悲鳴、アジアを舞台に臓器売買、子供を売り買いする闇の深さがバンコクの熱気と相まって画面から匂ってくるようで思わず目を覆いたくなるがそこにある現実も同時に浮彫しているので思ったよりも踏み込んだ作品なのだなと思った。
年末にやってきた優秀映画
21年マタデミー最優秀外国語ヤクザ映画賞ノミネート。東京とバンコクの見ごたえのある景色を背景にした渋い殺し屋と狂気の復讐者の熱闘。今でもあるんだろうなという子供の臓器売買ビジネス。ゲイのナイスガイの絡み方。子役の表情。ぎょっとするカーアクション。悲し幕切れも含めて映画として満足度が高い体験ができた。マタデミー穫るかも。
それ、ショーシャンク。的な。
情け容赦ないノワールで幕開け。緊張感、ハンパ無いんですけど。バンコクでユイが合流してチェンジ・ゲーム。これ、パク・ジョンミン?マジか?このアクセントが良かったです。
メイン舞台はタイです。国を挙げて映画撮影を誘致してる国です。軍の基地敷地内にセットを作らせてくれる国です。多分、規制もユルユルと思われます。いや、タイでぶっ放されたアサルト・ライフル、ハンド・ガンの種類の豊富さですよ。
アメリカの映画では、リアリティ重視です。どう言うことかと言うと、映画の中の警官達は実際にガバメントで決められている銃しか使いません。軍も同じく。多分、規制があるんじゃないかとおもうんですよね、何らかの。
タイ、凄いっすよ。
ベレッタPx4とか、ワルサーP99とか滅多に見れません。警察の特殊舞台はSIG SG552ですか?ヤクザが乱射してるのはH&K HK-417に見えますけど?いや、効果音が「過ぎる」感じはするけれど。無茶苦茶に自由です。銃器の選定、と言うか調達は誰ですか?もうね。制約無しで、何でも良いから持って来い!的なw
最後のショーシャンク感にホンワカしました。
とりあえず、リアリティはさておき。お腹いっぱいにさせて頂いて、満足です。もう、小難しいのは飽き飽きなんで、こーゆーのが良いや。
面白かった。とっても。
殺し屋対暗殺者
日本、韓国、タイと舞台をうつしつつ、兄を殺された凶暴な殺し屋と娘を誘拐された暗殺者の闘いの話。
めちゃくちゃ面白かった。
狂った殺し屋が(イカゲームの主人公の人)が執拗に追いかけてきてまるで戦争状態になる中盤がすごかった。
バンバン死ぬけど、ただの殺し合いになってなくて泣ける展開なのもいい
日本のパートのヤクザ(豊原功補と白竜)も違和感なかった。
バンコクのパートが海燕ジョーの奇跡や友よ静かに眠れっぽく感じた
韓国アクション新たな幕開け
拳と包丁、カッターナイフのガチンコアクションが定番だった韓国アクション映画がついにアップデート、バージョンアップされてガンファイトが導入された。これが、すこぶる面白い。ハリウッドアクションを手本にしつつも、そこに韓国テイストを盛り込んだ新しいアクションに興奮してしまった。手榴弾を上手く使いこなしたのには新鮮な驚きを覚えた。ナイフとマチェーテを使ったアクションも秀逸。ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェのダブルキャストも素晴らしい。日本での撮影もあって、ますます韓国映画が面白くなっていく。アクションではハリウッド映画を越える日もそう遠くはないと感じた。
剪定鋏が怖い
韓国のフィルムノワールでは「哀しき獣」を偶然観て衝撃を受けたのだが、その脚本家による監督作品。
導入部の日本パートは静で、画面構成も落ち着いている。ほぼ本編であるタイパートはひたすら動。アクションシーンは泥臭さも感じさせながらスタイリッシュでもある。一つのカット内でフィルム速度を変える技法は昨日観たキングスマンでも多用されていたが、使い方がうまいと思った。
主人公の殺し屋の一見サラリーマンっぽい容姿とスキルとのギャップと、彼を追うもう一人の殺し屋(平沢進またはルー似)のファナティックさに対照の妙がある。死体を増やしながら追いつ追われつするところはサスペンスフルでとてもよい。後半は大風呂敷を広げすぎて(男たちの挽歌とかターミネーターを彷彿させるシーンも。嫌いじゃないが)前半の緻密さに欠ける感はあったが、最後まで勢いを維持していた。短いが韓国から渡ってきたレディボーイとのバディ話も入れ方がうまい。意外性はないがよくまとまっていると思う。
余談だが、映画で描かれている日本はヤクザ、タイは悪徳の都というイメージは普通なのだが、韓国は諜報員崩れで(またしても→「ソボク」)、韓国社会ではアンタッチャブルな稼業の人材供給元は秘密警察という設定にリアリティがあるのかと思うと興味深い。
ESCAPE TO PARADISE
8年前に別れた元カノが死んで、彼女との間に自分の娘がいたことを知った殺し屋が、娘を攫ったヤツらを追う話。
最後の仕事として日本で在日の大物ヤクザを殺ったのも束の間、元カノの死が知らされると共に、殺ったヤクザの弟のイカれた殺し屋に追われることになるストーリー。
誘拐されて臓器売買のタネにされてしまった娘の復讐に燃える主人公という流れと、兄貴の敵討ちとして、関係者を片っ端から始末しながら主人公を追うもうひとりの殺し屋という流れが、スリリングだし漢臭いし哀しいしで堪らない。
銃撃戦に格闘にとアクションも見所たっぷりだし、お約束ながらファニーなガイドも良い味出してるし、タイ警察もタイマフィアも東南アジアの闇を醸し出し、しっかりアクセントになっていてとても良かった。
シチュエーションはだいぶ違うけど、カリートの道オマージュ入ってる?
【"男はぼんやりと、パナマの浜辺で遊ぶ子供達の絵を見ていた・・。だが・・。"物凄い迫力のヴァイオレンスアクションに魅入られた作品。スピード感ある破綻なきストーリー展開にも引き込まれた作品でもある。】
- 今更ながらだが、韓国のヴァイオレンスアクションのレベルの高さに圧倒された作品である。
"悪"対"極悪"
違いは人の心の有無である。-
◆感想
・東京で暮らす暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)は最後の仕事として、ヤクザのコレエダ(豊原功補)を殺害する。だが、彼には、サイコキラーの弟レイ(イ・ジョンジェ)がいた・・。
- レイの非情過ぎる行いの数々及びこの男の突出した悪の存在感が、今作品を第一級のヴァイオレンスアクション映画にしている。-
・昔、インナムが深く愛しながら別れたヨンジュ(チェ・ヒソ)がバンコクで無惨に殺害されるが、彼女には可愛い9歳の娘ユミンがいた。自分に娘がいた事に驚くインナム。
- 臓器売買の組織に誘拐されたユミンを探し、インナムは恋人の復讐と愛する娘の為に孤独な戦いを始める。精気の無かった彼の顔つきが徐々に変わって行く様が絶妙である。-
・一方、兄を殺されたレイも執拗にインナムを追って来る。
- 劇中のレイのセリフ
"殺す意味なんて、どうでも良い・・。”彼がサイコキラーである事が、良く分かる。
レイを演じたイ・ジョンジェは「神と共に」シリーズ以来だが、物凄い存在感を醸し出している。
情けの欠片も無い、殺害方法を楽しむ姿・・。-
・ランヤオと言う村で行われていた"臓器提出"工場で漸く娘を助け出したインナム。
- けれども、娘はショックが為に声が出せない。昔、ヨンジュに良く披露していたマジックを娘に見せるインナムの姿。
- 二人が並んで寄り添う姿が、心に沁みる。思いもよらなかった自分の娘と心が通じた嬉しさをインナムを演じたファン・ジョンミンが、抑制した演技で魅せる。-
・激烈過ぎる街中でのインナムとレイのカーアクションと銃撃戦の凄さ。
ー 消防法の厳しい日本では、ナカナカ撮れないだろう。
韓国映画のアクションの凄さを再認識する。ー
・バンコクに性転換手術の為に滞在しているユイの設定が、良い。
インナムの為に(お金を稼ぐ為だけれども)命がけで彼と娘を助けようとする姿。
- 可なりコミカルな性格も、激烈な今作品に良きアクセントを齎している。-
<愛する娘を、助けるためにインナムがレイトの激烈な戦いの中、取った行動。
インナムとレイの”二つの復讐劇”の絡ませ方も良い。
インナムの望みが叶ったラストシーンも、心に響きます。>
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