チェチェンへようこそ ゲイの粛清のレビュー・感想・評価
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存在をかき消される、、、
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恐ろしい世界が事実として描かれている。
異形の独裁者。
ロシアの辺境の独特の風習や文化背景。
女は財産,ものとして扱われているようだし
ゲイは存在しない
と異形の独裁者は嘯く。
国家がやらなくても個人が、家族が、ゲイの存在をかき消す。
ロシアの勇気ある活動家たち。
チェチェンでゲイ狩にあい弾圧拷問を受け家族や恋人ごと国外脱出したのち,ロシア連邦に真相究明,調査を訴えた勇気ある人。家族からの迫害にあい、脱出したものの行方不明になった女の子。その子らを助けようとして危険に迫れる活動家。
ロシア連邦裁判所にチェチェンの弾圧拷問人権侵害調査を訴えたが棄却された。欧州の裁判所に申し立てをしている。
道のりは長く険しく胡さしかし誰かが声を上げないと今もまだ同じようにゲイであるだけで殺されたり捕まったり何をされてもおかしくない状況は続いている。
救出をサポートする活動家の
道程は長い,だが,殺されない限り我々の勝利だ
という言葉がずしりと重い。
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