「無きものにされた怨嗟の声を聞け」チェチェンへようこそ ゲイの粛清 ソルトさんの映画レビュー(感想・評価)
無きものにされた怨嗟の声を聞け
共和国大統領のインタビュー映像が途中ではさまれ、「チェチェンにゲイ(LGBTQ)は存在しない」という発言はびっくりしました。
監督はフェイスダブルという技術で、ほぼ違和感なくインタビューを敢行、最終的にはロシアの裁判所に人権侵害と訴えたというチェチェン人の青年の勇気は称賛されるべき!
ときあたかも時代錯誤的なウクライナ侵攻までやってのけたロシア、当国の代表も然り。まるで人権侵害を反面教師ともせずなぞったというお粗末・・
遠い国の話ではありません。地球が存在する限り国家と民衆の立ち位置がいつどうなるかという良い見本です。必見です。
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