「タイトルなし」チェチェンへようこそ ゲイの粛清 たなさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
「男たるもの」「女性らしく」
という価値観があり、そこから不寛容な思想へと越境する人達が生まれ、自身の優位性を妄信し迫害に足を踏み入れる。
行為のおぞましさ、行為の瞬間への自分の姿を想像する力が欠落しているのでしょう。
カディロフの言動にはトランスジェンダーに対する蔑視が散見して、裁かれるべき人達は誰なのかを、観ているこちらも慮る。
そんな時こそこちらが善、こちらが悪と短絡的に決めてしまうことにも立ち止まり、しっかりと考えるようにしています。
人権は等しく平等です
これは疑いなく守りたい
社会情勢を伝える映像作品に
星をつけるという感覚がわからないので
星を最低にしました
昨今の映画の評価制度に対しても
もはやどうかなと感じてます
この映像に触れて
痛みを想像できる人が
多く現れることを願います
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