ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価
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M-1観ているようにお腹抱えて笑った 吹き替え版の鑑賞をお勧めします
楽しい妄想と風刺
彗星地球落下の危機
国をけん引する指導者に揶揄する映画。「え?SFちゃうの? アルマゲ的じゃないん?」
そう。アルマゲ系は一貫して最後までアルマゲに進みます。
たった数ヶ月後に起きる、全世界終末の危機を、ストーリーのタイムラインに置かなくとも、映画のメッセージは充分伝わるのだが、迫りくる危機の象徴として、彗星は地球を目指して来ます。
そしてアダム・マッケイ監督のお家芸「おかしなヒト全員集合!」でコミカルに揶揄って揶揄りまくります。日本人には刺激的で吐気さえ覚えるでしょ。付け加えれば、とにかく演者が楽しそう。女優陣の、憎さ溢れる変人ぶりも見所です。
ファッショは、前に立つ者が作るのではない。民衆の関心が失われた時に生まれるのだ。
視聴終了後、製作側のアルマゲの一貫性に、感動と興奮が沸き起こります。沸点低くて沸き起こらない人は、アダム・マッケイつながりで「俺たちニュースキャスター」を観て、ヒト学年下から復習しましょ。
毒入り春巻丼
良い映画
シリアスなSF映画かと思ったら、ブラック・ユーモア満載なコメディ映画でした(笑)
一応ストーリーは普通なので最後まで観られましたが、アメリカン・ジョークには戸惑いだけで、腹の底からは笑えませんでした…この手の映画ではいつもそうですが、例の如く、キョトンとしてしまう瞬間がちらほら(笑)
まあ、それでも、この作品は何とか"楽しめる"ぐらいの、分かりやすい(決して"笑える"ではない笑)内容のお話でした。
星新一のショートSFとでも思えば、十分に楽しめる作品かと思いますが、内容はSFと言うよりも、癒着する政治と企業、情報に扇動されてしまう人々への風刺といったものでした。
三度の飯よりも、アメリカのブラック・コメディが好きな方はどうぞ!笑
ルック・アップ派です
ブラックコメディ
脚本が最高だわ
贅沢
娯楽大作ブラックコメディ
2021年12月24日からのNetflix配信を待とうかと思ってましたが、待ちきれずに見てきました。
巨大な彗星が地球に激突するのを様々なデータで確信した天文学者と教え子の二人が躍起になって世界的危機を伝えようと奮闘するが
様々な妨害や空回りで上手くいかず地球存亡の危機が刻一刻と迫って来るというアルマゲドンのパニック物の様な作りですが実は娯楽大作ブラックコメディ。
思わず吹き出してしまう様な笑えるシーンも多々あり、さらにレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、ロン・パールマン
オールスターキャストを揃えた豪華エンタテインメント作品です。人間の愚かさを笑いながら家族を描いたラストも見応えりました。お勧めします。
比べちゃいけないんだけど…
まったく違う話だし、比べられるレベルではないとわかっているのだが、どうしても最近まで観ていたドラマ「日本沈没」と比べてしまう。それだけ本作が笑えて、考えさせられて、色んな意味で怖くなる映画だったってことだ。
半年後に地球が滅亡するという状況をいかに伝えるかという序盤は、真面目に作ってるのかわからなくなるくらいコメディ要素が強かった。メリル・ストリープ演じるアメリカ大統領やケイト・ブランシェット(最後のクレジット見るまで彼女だと気づかなかった)演じるTVキャスターはやりすぎではあるが現実に存在しそうなギリギリの線を攻めたキャラだし、市民の受け取り方や騒ぎ方(騒がなさ)は本当にありそうなもの。後半登場するスマホメーカーのCEOも相当強烈なキャラだった。あんなのを観ると、大富豪の楽観論は怪しんだ方がいいと思ってしまう。
でも、何よりも驚かされたのが結末だ。「日本沈没」のような安易なハッピーエンドにしないところはさすが。さらにあんなぶっ飛んだ終わり方するなんて想像してなかった。予想を遥かに超える面白さだった。やはり、Netflixオリジナルって侮れないな。
命よりも金の方が重い話。
うん、まあ、面白い。
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