劇場公開日 2021年12月10日

ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価

全202件中、181~200件目を表示

5.0人を食ったような

2021年12月16日
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解説からは少しシリアスなスリラーと思いきや、コメディみたような人を食ったようなデフォルメ・ムービーでした。冴えない学者のデュカ君熱演よし、メリル君脇役なんだから少し抑えればいいのに全開演技でズレまくった女大統領怪演、この人が出てくると完全に画面喰いますね。他の役者もやたらわざとらしい過剰演出で好感度大です。ただスポンサーの意向なのか、世情を伝えるのにやたらSNSが登場して鼻につきます。タイトルに昭和のサスペンスドラマ風のダサイ曲が流れてかなりセンス鋭いです。といってエンタテイメントに徹しているでもなく、警句みたような、皮肉みたようなかなり変わった作風ですが、まずまずみんなに薦められそうです。 しかし2時間20分は長すぎ、1時間40分で十分。

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越後屋

4.5アメリカのダメなところだけで作られている

2021年12月16日
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なかなか風刺の効いた、皮肉たっぷりブラックコメディ。 生存バイアス、社会の分断、政治の暴走、SNSやワイドショーのスキャンダルだけを信じて物事の真意を掴もうとしない民衆…… (新型コロナどころか)地球の全生物と環境が滅ぶレベルの大災害を控えても、選挙を優先する現職大統領など。 アメリカのダメなところを全て煮詰めた、グラッセかカラメルか。 『アイアン・スカイ』の一作目にも底通するバカばかしさ。 クソみたいな性格の大統領をメリル・ストリープが演じていてハマり役。 ネトフリで配信が始まったら、また観たい。

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コージィ日本犬

3.0比較的解りやすい、ドント・ルック・アップ?

2021年12月16日
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ディカプリオは名優ですなぁ。こんな役も出来るなんて。 地球滅亡リスクの最上位は「惑星or彗星衝突」。途中までは「アルマゲドン」のような展開を期待してましたが・・・ 今年度は少々難解な映画が多かった印象ですが、これは解りやすかったです。最初から最後まで楽しめました。

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buros777

2.0大スクリーンで見る必要は?

2021年12月15日
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軒並み評価の高い本作ですが、オイラにはピンとこなかった。まあ、想像していた映画ではなかったというのが1番の要因なんでしょうけどね。 公開劇場及び上映回数も少ない為か、Netflix作品でありながら劇場に来てる人が多く、やはり映画館で鑑賞することを大事にしている人達が多いことには嬉しさを感じた。 画面は終始薄暗く、物語も淡々と進み、台詞で物語を説明していくばかりで、盛り上がったりハラハラドキドキすることは全くなく、デザスターシーンもラスト近くでごく限られたていどにしか登場しない。 大スター多いのだが残念なことにスケールの大きさを感じず、出演料にほとんど費やした?ような展開(笑) ということで、やはり映画館ではなく家庭で見るような作品でしたかね。

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ケビタン

4.5豪華キャストで届けるSF×ブラックコメディ

2021年12月15日
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鑑賞料が安くなる水曜日、客席はほぼ満席でした。所々湧き上がる笑い声、シリアスな問題をコミカルに描く感じ、嫌いじゃない。 真面目な話なのにクスッとする笑いやガチ笑いな場面が随所に散りばめられて本当に楽しいです。観てよかった。 コロナ禍で分断された人々を彷彿させる。巷では様々な話題が飛び交っていますが、本作をみて、さらに困惑する人がいるのでは? もしも、本作のようなことが現実に起こったら、劇中で同じようにギリギリまでTikTokや YouTubeに動画を上げる、SNSをする人で溢れることでしょう。現代人を遠回しに嘲笑う手法にはあっぱれです。 そして、大統領、首相、政治家なんてこんなもんだよね、ってのが一番の感想です。 果たして自分ならどうするだろうかーーと、自問自答する作品でもある。 キャストはめちゃくちゃ豪華です。Netflix配信で見るより劇場で見る方が絶対いい!

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マキ

4.0マイルドな筒井康隆

2021年12月15日
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鑑賞方法:映画館

「霊長類南へ」よりはもうちょっと人類が頑張った感じの破滅ストーリーです。NETFLIXでは「社会問題に迫るヒューマンドラマ」とか分類されてるけど「パニックに陥った人類の壮絶なパイ投げスラップスティック」とかにした方が分かりやすいかと。 大統領、トランプを女にしたような無知傲慢さ+ビルクリントン&ゴアの経済ヤクザさを見事に描いていて、久しぶりに本気で画面殴りたくなる良い演技でした。メリルストリープ凄い。 そして、IT系のCEOへの懐疑とヘイトはやっぱりアメリカの方が根深いんだなと。キングスマンの悪役もそうだったよね。 「霊長類南へ」のラストシーンはゴキブリだけど、この映画のラストシーンはちょっと意外なあいつです。ある意味ゴキブリっぽい図太さではあるw

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二茂

4.5ア・メ・リ・カ・ン🇺🇸

2021年12月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

ホワイトハウス、外交、政治、メディア、SNS、GAFAを原材料にして「米国民」の行動様式やメンタリティなど自分の国を客観視❗️皮肉っぽく上手く表現しているなーと感動してしまった。たくさん笑えて少し泣けた。 嫌な女役のケイト・ブランシェットさすがです!いかにもTVの女の人的ヘアメイクとドレスで肉食系で鼻持ちならない、酒瓶持ってあおる姿もとても似合ってました!ブランシェットにせよメリル・ストリープにせよ、いつでも果敢にゲスな役も引き受ける根性は日本の大女優(誰だ?)にも見習って欲しいです!マリアナ・グランデ、コメディアンとして素晴らしい!あれはオリンピック開会式か?ありえるし笑えたし音楽も歌詞も良かった! ディカプリオはコメディがぴったり。一流学者ではないという設定だけれど「新説(?)」に「査読はされたのか?」と何度も尋ねる箇所に研究者として当然の良心を見ました!誘惑にはちょっと負けたが誠実で家族思い、学生を大切にするいい教授です。ディカプリオって上手い役者だなあといつも思う。そして最初から最後までぶれないオグルソープ博士と院生役のジェニファー・ローレンスは知的でらしくて素晴らしかった。彼女を好きになる男の子役のシャラメ適役!このシャラメが今まで見たシャラメの中で一番好きだー💕 あー、面白かった!

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talisman

4.0最近

2021年12月15日
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はSNSを皮肉ったのが多い 主演2人も良かったですが、マークライランスのまったりした喋り方とメリルストリープのイラッとする感じの狂いっぷりがお見事でした 個人で何か発見しても今の世の中だったらあぁなっちゃいますね多分 彗星物よく見てますが、メランコリアに近いかなぁ それにしてもNetflix恐るべし よくこんな豪華キャスト集めたな 個人的にはスバルが望遠鏡が(笑)

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ゆう

5.0MVPは間違いなくメリル・ストリープ

2021年12月15日
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 間違いなく2021年最高のコメディ作品。というか全ジャンルでベストかも。やってくれたよねアダム・マッケイ監督。笑いに包まれる場内にいるとほんと幸せを感じる。  MVPは間違いなくメリル・ストリープでしょ。権力を維持することに関してはトランプよりもエゲツない。マキャベリズムの権化みたいな大統領ぶりで、悪魔的な笑顔を絶やさない。ブラックな笑いに引きずりこむ力は、『プラダをきた悪魔』を上回っている。最後もきっちり締めてくれたし。  キャストは、とにかく豪華というか信じられないくらいのオールスターで、ギャラの総額が気になる。ティモシー・シャラメが脇役なんて信じられない。  政治的信条に反する意見や現実から目を背ける(Don’t look up)と、こうなってしまいますよ。エンターテイメントでこれを見せてくれるのが、この作品のすごいところ。配信されたら何度も見たい。  トランプ復権の悪夢も、左派ポピュリズムの暴走もどちらも勘弁してほしい。みんな冷静になろうね。

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bion

3.0レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演し、彗星衝...

2021年12月15日
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鑑賞方法:映画館

レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演し、彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を、アダム・マッケイ監督が描いたコメディドラマ。

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てかる

4.0反骨精神でエスタブリッシュメントを笑い飛ばす

2021年12月14日
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 アメリカ映画にしては珍しく、権力者と大富豪を徹底的に茶化した作品である。それもそのはず、監督、脚本は「バイス」のアダム・マッケイだ。同監督の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」もそうだったが、基本的にコメディ作家である。反骨精神がそこはかとなく感じられるが、エンタテインメントとして十分に成立する作品をうまいこと作っていた。本作品にも、反骨精神でエスタブリッシュメントを笑い飛ばす豪快さがある。  物理学は数式で記述される。相対性理論も量子力学も、論文の殆どが数式で埋め尽くされている。相対性理論を入門書から読んだことがあるが、初級から中級になると数式が増えていき、ローレンツ変換の数式を見たときは、自分には理解不能だということが理解できた。  天文学も物理学と同様に数式が重要な役割を果たす。主人公ランドール・ミンディ博士も、教え子のケイト・ディビアスキーが大発見をした彗星の動きについて、数式をもとにした解説をする。しかし難解すぎて一般人には理解できない。大統領にも首席補佐官にも理解できない。  そして、理論を緻密に積み上げてきた科学者よりも、なんとなくでしか理解できない大統領の方が圧倒的に立場が上だ。このギャップが本作品の面白さのコアになっている。世の中はいつでも、バカが利口を支配しているのだ。  数学をもっとやっておけばよかったと思うのは、大人になって暫くしてからだ。世の中を理解するためには、数字を紐解かねばならない。紐解くために必要なのが数式である。どの数字をどの数式に当てはめるとどんな結果が出るのか。全体像を浮かび上がらせるための数字を導き出すにはどうすればいいのか。グロスとネットの関係がわかれば国内総生産の中身も理解できるかもしれない。  しかし多くの人々は数学に精通していない。相対性理論を記述する数式の羅列を見ても何も理解できない。そして大抵は、理解できなくてもいいと思っている。学者が難しい話を始めると、理解しようとする前に遮って、簡単に説明してくれと言う。勢い、結果だけを伝えることになり、理論が置き去りにされる。学者にとって重要なのは結果を導き出す理論であり、元になったデータの確からしさである。  しかし人々は結果だけを求める。結果が間違っていたら学者を非難し、当たっていたら事態の対処に追われる。もし人々の殆どが数学に精通していたら、そうはならない。結果よりも理論に興味が注がれ、多くの人が結果についての蓋然性を自分で把握することが出来るだろう。しかし教育レベルが低すぎて、誰も理論を理解しようとしない。  地球温暖化について、どれだけの人が数式で記述できるだろうか。ほとんどの人が皆目見当がつかないだろうし、かくいう当方にもできない。北極の氷山が解けても海水面が上昇しないことはアルキメデスの法則で理解できるが、陸地の氷河や南極の氷が解けて海に流れ出したら、間違いなく海水面は上昇するだろう。それを数式で記述してみたい。温室効果ガスの増加と気温上昇の関係についても記述してみたい。本当なのか嘘なのか。やっぱり数学をもっとやっておけばよかった。  ディカプリオは世間知らずの学者を好演。ジェニファー・ローレンスは本作ではセクシーな役をケイト・ブランシェットに譲って、ひたすら天文学に励む正義感の強い学生を熱を込めて演じている。ローレンスの新しい一面が見えた気がする。メリル・ストリープはアホな大統領を楽しそうに演じていた。この人はもう名人だ。他の役者陣についても、作品の世界観がわかりやすいから、皆のびのびと演じているように見えた。アメリカのコメディ映画としては秀作。

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耶馬英彦

5.0見てよ!

2021年12月13日
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これがなぁ… 劇場公開少ないし… こんな面白い映画を、上映しない地元… ますます映画ファン減るんじゃ? 笑うに笑えない、映画、まさに映画らしい映画なのに、配信… まだ見れただけましか…

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みけ

5.0人は信じたいものを信じる、その絶望を延々いじり倒す凶悪さは『日本沈没』よりも遥かに痛烈。レオ様の最高傑作に突然躍り出た爽快感がハンパないSFコメディ

2021年12月13日
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大学院生のケイトはすばる天文台で天体観測中に新しい彗星を発見、ミンディ教授以下の観測チームは世紀の発見に狂喜するが、ミンディ教授が軌道を計算するとその彗星が地球に衝突する可能性があることが判明、残された時間は半年余り。一刻も早く世界中に知らせようとオグルソープ教授の協力を得てホワイトハウスを訪れるが、オーリアン大統領はスキャンダルの渦中にあり地球の危機どころではなかった・・・というツカミから疾走する社会風刺コメディ。 人類滅亡の危機がそこまで迫っているという余りにも突拍子もない兆候が絶望的過ぎて誰も信じてくれないという焦燥を延々こする序盤。眉間に深い皺を寄せて奔走するミンディ教授を演じているのがでっぷり太ったレオナルド・ディカプリオ、彼と行動を共にするケイトを演じているのが鼻ピアスのジェニファー・ローレンスというもうこれ以上ないレベルの見事なタッグの熱演が大爆笑。そこに立ちはだかるオーリアン大統領、首席補佐官のジェイソン、人気番組“デイリー・リップ”の人気キャスターのブリーといったクセしかない強烈なキャラクターをメリル・ストリープ、ジョナ・ヒル、ケイト・ブランシェットといった豪華スターが軽妙に演じているので緩急入り乱れる様々なギャグの応酬が腹筋に過大な負荷をかけてきます。中盤以降はいよいよ危機に立ち向かおうとする人類に知らされる彗星の正体、暗躍する大企業の陰謀といった燃料が投下されていよいよ物語は更に加速し、ブチ込まれるギャグもどんどんとエゲツなさを増していきます。 要するに、“人はただ自分が信じたいものを信じるのであってエビデンスの有無は全くもってどうでもよい“と言う全世界で疫病のように蔓延する風潮を、トランプ政権下での数々の愚行やGAFAの台頭をはじめとする様々な現実を巧みにフィクションに取り込んでこれでもかと皮肉り倒して観客をキリキリ舞いさせた後に壮大かつ元も子もないオチに突き落とします。この辺の意地の悪い凶悪さは『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』辺りと通じるものがあり、実録ドラマでは抑制が効いているアダム・マッケイの底意地の悪いハイセンスなシャレが解き放たれた感あり、これ以上ないくらいの爽快感が終幕に漂います。 アダム・マッケイ作品なので尻尾の先までシャレが詰まっているのをご存知ない方が多いのか、ただでさえ少ない40名程度の観客のうち、4、5名がエンドロールの最中に退席。残念ながら彼らは本作のホントのオチを知らずに帰宅してしまったわけで他人ながら気の毒でなりません。本作に限らず客電が落ちてから点くまでが映画、メンドくさいとは思いますが、トイレはこれでもかというくらい繰り返し上映前に行っておいた方がいいと思います。

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よね

2.5お花畑の中心で危機を叫ぶ

2021年12月12日
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知的

大学院生と大学教授が6ヵ月と14日後に地球に衝突する彗星をみつけるが、政府も社会も真剣に向き合わず困惑する話。 彗星をみつけて喜んだのも束の間、何度計算してもその彗星が太平洋に落下することが判明し、ホワイトハウスに報告しにいくも…というストーリー。 自身のスキャンダルへの対処に躍起でまともに話を聞こうともせず静観して精査すると宣うゲス~いアメリカ大統領に始まり、恐怖の大王的なものだろう?ぐらいの扱いであしらうゴシップTVショーとか、ちょっと下品でブラックなコメディで展開していく。 お約束のI Don't Want To Miss A Thingな流れになるのかと思いきやそこはやっぱりブラックコメディだったりと、なかなか風刺がきいていて面白かったけど、それ一辺倒だから中盤以降飽きてしまって少々冗長気味。 そこそこ潔いラストの展開はなかなか良かったかな。

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Bacchus

4.0ふざけた映画だ。圧縮したら現在の姿かも

2021年12月12日
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笑える

( ^ω^ ) Netflixで2021年12月24日から配信するそうだ。 なにも映画館で入場料を払って見る様な映画ではない。 そう、少し待てばネット配信されるのだから。 そんな戯けた映画だ。 現在自身が、真実よりも話題性だけ、金勘定を優先にしたメディア社会に出来上がった。 そんな社会が終焉する時、 私は何をするか? ふと、考えさせられる。 映像では幾通りもの回答が映し出され、 ストーリーでエンディングの後も あるので見逃さないように(ᵔᴥᵔ)

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カールのおっちゃん

4.0何かを入れ忘れた?

2021年12月12日
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アダム・マッケイ × レオナルド・ディカプリオ × ジェニファー・ローレンス‼︎ . 地球に衝突する彗星を発見した天文学者・ディカプリオと教え子・ローレンスが地球/人類を救うために奔走するちょっぴりシリアスなドタバタ。 . メリル・ストリープのどアホな大統領やら、ケイト・ブランシェットの性欲に忠実なテレビ司会者やら、ご本人のまんまのアリアナ・グランデやら、紅組の脇は超強力だった。 . しかし、大統領の息子で補佐官のジョナ・ヒルはさらにどアホだったし、「ビル・ゲイツ」ライクなマーク・ライランスは人類の一番の敵だったし、登場に驚いたティモシー・シャラメはローレンスといい仲になってしまうし、白組も負けていなかった。 . シビア&シニカルなエンディングも悪くないんだけどなぁ。 . 何故かブラックなユーモアも感動も自分には足りなかった。 . . 実は観始めてすぐ、臨終の床で観ようと思っているラース・フォン・トリアーの「メランコリア」を思った。これがダメだったのかもしれない。 . 地球を道連れにするかの如く安らかに惑星の到来を迎えるキルスティン・ダンストの姿を思うことがある。衝突の瞬間に逝けたらと思っている。

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エロくそチキン

4.0シリアス過ぎないけど考えさせられる

2021年12月12日
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netflixの当たり作。 劇場で観られてよかったです。 有名俳優さんがたくさん。 演技もストーリーも良かった。 変に救われる話だったらがっかりだったけど。 納得の結末でした。 実際、自分ならどうするのかなと思いながら観てました。

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けはえ

3.0豪華過ぎるコメディ

2021年12月12日
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皆さん主役級で素晴らしかったな SF感も 下世話感も 満載で 楽しめました

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たつじ

2.5アダム・マッケイの作品ということを認識したうえで見る人には面白いと思えるかも

2021年12月12日
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少なくとも、NETFLIXとSF映画の親和性は低いと思っている自分には合わなかった。 そもそも、コメディって人々の日常生活から生まれる笑いなのに彗星衝突〜人類滅亡なんて荒唐無稽が過ぎて、笑いにすら持って行けてない。 アメリカ人の感性ではこれでもウケるのか? メリル・ストリープのヌードはブラックジョーク? オールスターキャストで話題作りは上手くいったかも知れないが、わざわざ劇場で見るほどの内容かは疑問。 NETFLIXユーザーなら自宅で流し見で充分かな。

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藤崎修次

5.0「お楽しみ」はラストに2回あるので注意/200本見てよかった映画など

2021年12月11日
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---- 2021 12/15 誤字脱字を修正 ---- 今年201本目(合計265本目)。 いつもは行かないシアタス心斎橋さんですが、放映されている場所が極端に少ないためここへ。 序盤こそ天文や物理、数学に関してマニアックな内容が出てきますが、それは前半だけで(一部説明不足なものは補足を後ろに入れてます)、後は他の方も書かれている通りブラックコメディという分類になるのでしょう(天文(宇宙)のお話は全体にわたってのテーマですが、内容的に理解が必要なのは最初の10分程度と中盤~ラストにわたってのごく一部だけであり、全体に流れるテーマではあるとはいえ、それを前提にする作りになっていない)。 まぁ実際の大統領の名前を出すと問題になるのでそこは架空名になってますが、まるでやる気がない(中間選挙に夢中)な大統領が興味を全然示さず問題がどんどん先送りにされるかと思えば、感情を察知してAIのように動くスマホを開発したという企業が、(彗星に含まれるレアアース目当てに)色々ちょっかいを出してきたりと、なかなかひねりが入っています。 この映画自体は実はネットフリックス契約者ならあと2週間もすればそこで見られるのですが(もちろん契約しているのが前提)、ネットフリックスで見る映画というより映画館でぜひ…というところです(ただ、放映している映画館が極端に少ないのが残念)。 お話のストーリーもブラックな展開が多く、「ある意味で」エンディングまで理不尽な展開が続くのですが、それも込みなのでしょう。極端に意味不明でもないですし、延々と140分近く天文(宇宙)の話だけで持たせようとすると日本でもどこでもなかなか厳しいので(天文教育に力を入れている国というのはほぼない)、そういうお話をまぜてその系統のストーリーにするのは仕方がないのでは…と思います。 ネタバレというネタバレはあるのですが、結構多数にわたる上に、うっかり書くとネタバレが連鎖してしまいかねないのであまり書かないほうが良いのかな…。 公開されているように、ネットフリックスで公開予定(のものを、一部の映画館では先行上映している)の映画とは思えないほど豪華なキャスティングになっているし、ストーリーの展開も今時(2020~2021、もうすぐ2022年)にありがちなテーマ(スマホの件などは最たる例だし、レアアースの取り合いも日本も無関係ではない)を色々入れているのは良いのでは…と思います。 確かに内容的にブラックジョークというかブラックストーリーという色合いが強く、エンディングまでかなりブラック(救われる人が少ない)というタイプなのですが、それ込みで見ても今週は本命~準本命に来そうな気がします(やっている映画館が少ないのが残念)。 採点にあたっては、特に差し引く要素はないのでフルスコアにしています。 また最初に書いたとおり、最後のエンディングクレジット時の「お楽しみ」は2回ありますので(主要な方のクレジット表示のあと1回、全体が終わってから1回の、合計2回)注意です。 ---------------------------------------- ▼ 映画内で必要な知識  オールトの雲: 私たちの住む太陽系の、冥王星をはるかに超えた場所に、太陽系を取り囲む(環上に囲む)とされる天体群(大半は小惑星)のことです。 ただ、実際には存在は証明されておらず、太陽系の成り立ちから「あると考えるのが妥当」という考え方でこの名前もついていますが(オールトはオランダの天文学者)、存在するかどうかは天文学上未解決問題です。  ガウス法: ここでは、数値計算をコンピュータ等でやらせた場合の誤差を補正する方法をいいます(コンピュータで数値計算をやる以上、誤差は必ず出ますので、それを補正するというのは絶対に必要で、その手法の一つがガウス法です)。 ---------------------------------------- ----------------------------------------  ▼ 2021年に200本以上見てよかったなと思える映画(VODや2020年からのリバイバル放映を除く)   ・ プリテンダーズ: ミニシアター中心ですが「適正なSNSの使い方」などに焦点があてられている一方、いわゆるシスターフッド映画にも分類でき、内容もよく練られているところがあります。今年はまだあと20日ほどありますが、2021年にベスト5までつけるとすれば、本作品が1位か2位かに入るのではないか…と思います。  ・ 王の願い・ハングルの始まり: ハングルは李氏朝鮮の世宗大王が作ったことは間違いありませんが、単独で作ったのか他に協力者がいたのか等、(韓国国内でも)未解決な問題があります。本作品は「こういう解釈もあり?」という一つの仮説で作られた映画で、それが正しいとは断定できませんが(そもそも未解決問題)、明らかに「支離滅裂な説」でもないですし、内容としてもとてもよく練られていたなという印象です。  ・ チャサンオボ: これもまた韓国映画。ポスターを見ると「魚介類を扱った映画なのかな」と思いきやそれはトラップ。当時の韓国(李氏朝鮮、19世紀)の身分差別や過酷な税の取り立てなども描いた内容で、さらに「大学」や「論語」、漢詩をたしなむシーンなど、実に多彩な学術的な内容を含んでおり、やはり推せるのかな…という気がします。  ・ サンドラの小さな家: 2021年6月終わり時点での「上半期の良かった映画」にも書いた内容の再掲になりますが、DV夫から逃れて小さな夢をかなえるために色々な人の助けを借りながら自分の夢をかなえていく姿がとても好印象です。  ・ 最後の決闘裁判: 百年戦争の中の一つの出来事を描く実話映画。当時は女性の身分も低く、舞台となるフランスでさえ男女同権という単語すら存在しなかった時代に女性が声をあげたという実話ベースの物語は好印象です。  ・ ベイビーわるきゅーれ: 新人~10作品くらいの新人監督さんの映画で、決して放映されている映画館は多くはなかったものの、「低予算だからといって妥協しない」という点はかなり印象に残りました(出演者の方も言われているように、スタントマン・スタントウーマンという表現の差をなくし、「スタントパフォーマー」という表現を確立させていきたい、という意見にも賛同できるところもあります)  ・ アイの歌声を聞かせて: アニメ作品として推すなら、本作品か7月かの俳句の映画(名前忘れた…)が入ってくるかなと思います。「秘密は最後に明かされるんだよ」という予告通り、エンディングは意外な展開になります。AIとの共存というのは近いうちにやってくるのであり、それを「先取り」して数学・コンピュータサイエンス的にも妥当な描写がされていること、また、考えさせる点が多い(人とAIは共存していけるか、等)ことなど考えると、「アニメ枠」としてはこちら(か、俳句の映画)になるかなと思います。 ----------------------------------------

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yukispica