劇場公開日 2021年12月10日

「コメディ?ふざけるな!脚本家は笑いをわかっていない。」ドント・ルック・アップ tyonmagekunさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5コメディ?ふざけるな!脚本家は笑いをわかっていない。

2024年1月3日
PCから投稿

大統領が彗星の衝突の話を聞いた時に、
「選挙があるので静観する」と答えたのはあまりにリアリティなさ過ぎてこれは無理だ。
これでは笑いにならない。

そこは「彗星を打ち落とせば、私は地球を救った大統領になれるぞ。これで選挙は楽勝だ。」
そう大統領に言わさねばならないでしょう。
そこで視聴に耐えられなくなり、リタイアです。

あまりに酷かったのでどんなコメディになっているのか調べてみたら。
「地球が滅亡するのに、現実を直視できない愚かな人々」を嘲笑うブラックコメディだそうです。
環境問題を彗星激突に例えているという構造だそうです。
つまり環境活動家(名画にケチャップをぶっかけテロをやったり、道路に座り込んで迷惑テロをやったりしている狂った人々)がみて喜ぶ映画だったようです。それはくだらないものになってしまうわな。

現実の環境問題への対応は、
大統領「環境問題解決に向けて、EⅤ推進・脱火力発電・スーパーの袋廃止・排出権取引これで選挙は楽勝だ。」
そう言って政治家は、これらの効果の無い政策を大真面目に実行している。
それこそがブラックコメディでしょ。

tyonmagekun