「一番笑ったのは、ラスト」ドント・ルック・アップ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
一番笑ったのは、ラスト
あやうく見落とす所でした。
(エンドクレジット。あれ、まだ15分ある、で、観ましたよ、ちゃんと)
(痛快でした!!爆笑しました!!)
新発見した彗星が、なんとなんと6ヶ月と14日後には、
地球に衝突して、全人類全ての生き物何もかもが、
滅亡することに気づいてしまう。
ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)と
彗星を発見した教え子のケイト(ジェニファー・ローレンス)は、
早速ホワイトハウスへ。
大統領(メリル・ストリープ)は時期選挙戦で頭がいっぱい。
伝えても危機感がまるで薄い!
ニュースショーにゲスト出演しても、キャスターのブリー
(ケイト・ブランシェット)ともう1人のキャスターに、
話の腰を折られてばかり、遂にケイトはキレて怒鳴りつける。
皮肉たっぷりで面白かったです。
地球滅亡危機を目の前にしてもエゴと拝金主義。
現代社会の価値観、商業主義、アホメディア、格差社会を、
痛烈にぶった切っていました。
ミンディ博士と家族そしてケイトとユール
(ティモシー・シャラメ)たちで囲む最後の晩餐は良かった。
まともなのは彼らと普通の人々。
豪華キャストで、出演料の総額と制作費に占めるその割合・・・
(ちょっと気になりました、)
やっぱりジェニファーはめちゃ美しい。
シャラメ君も眼福でした。
アリアナ・グランデとキッド・カディが歌う「Just Iook Up」
良かったー。
結局は金持ちと、権力者以外は生き残れ○○と言うストーリー。
(ここまでのエネルギー高騰と物価高は世界的にも想定外)
(地球温暖化も加速して、食糧危機と明るい展望はますます描けないですね)
彗星は衝突しなくても、じわじわ殺されてく気はします!!
琥珀糖さん、こちらこそありがとうございます!私は基本的に劇場で観るので、配信ものはいつもどうしようかなと迷いますが、今や完全に無視できないところもあります。
Netflixが映画をつくる訳ですから、なかなか難しいところですね。