劇場公開日 2021年12月10日

「Do you pray? or fuck? at Doomsday.」ドント・ルック・アップ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5Do you pray? or fuck? at Doomsday.

2022年1月4日
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鑑賞方法:映画館

単純

田舎の天文学者が新しい彗星を発見。
古典的な手法でホワイトボードで手計算すると地球に衝突することがわかり、ディカプリオ博士が青くなって、今夜はお開き宣言。大統領に直訴することにするが・・・選挙のことしか頭にない女性大統領。
キャスティングがとにかく豪華で、演技巧者ぞろい。ロブ・モーガンだけがずっと苦虫噛み潰したように真面目なのがかえってオモシロイ。なんか、北村有起哉みたいだなぁなんて思って観ていました。NETFLIXはこういう脇役をちゃんと確保しているので、まずまずハズレなしです。
ドタバタもある群像劇で会話多めのブラックコメディ。でも、ちょっと長かった。眠くなった。
彗星の軌道を核搭載有人スペースシャトル(特攻)で変えようとする。彗星にはレアアースが豊富であることがわかり、中国が独り占めしている状況のレアアースも喉から手が出るほど欲しい米国は巨大企業BASHが落下前に削岩機付の巨大なドローンで巨大彗星を爆破しようとする。これからはヒトのイノチよりやっぱりレアアースが一番大事なんですね。このクダりはマジで笑えませんわ。

何をやってもキリストにお祈りすれば、赦してもらえるっていうのがそもそも甘いんじゃないの?
あと、なにかっていうと、Fuckに走ってしまうのもねぇ。
しょうもないね~
本作品は昔の【芸能人新春かくし芸大会】でのお芝居みたいなノリなんじゃないですかねぇ。映画館ではなくて、お茶の間で他人に気を遣わずに笑ってみるレベルではないでしょうか。
わざわざ映画館に来て、たいしておもしろくないセリフにいちいち反応してゲラゲラ笑われると冷めますわ。
at ヒューマントラスト有楽町.

カールⅢ世