「豪華キャストだけではない現代版アルマゲドン」ドント・ルック・アップ まほさんの映画レビュー(感想・評価)
豪華キャストだけではない現代版アルマゲドン
巨大隕石による地球滅亡危機に直面する科学者の奔走劇、あらすじは単純だが、滅亡の事態に政治やメディア、人間の行動をリアルに描き、GAFAのような国に影響を与える程の大企業が巻き起こす
政治や社会風刺、差別に対する皮肉たっぷりのメッセージを孕んだ大作
巨大隕石と聞いてアルマゲドンを思い出すが、そこに対しても皮肉を交えたシーンがあり、全体的にコメディテイストであるので重くなりすぎず最後まで楽しめた。
名優たちの演技も長尺で楽しめ、先を予想してはうまく裏切られる展開に満足
地球滅亡という現実味のない恐怖を演出するのに真逆であるコメディを取り入れてるのが素晴らしい それによりシリアスな部分の引き込まれ度合が大幅に増していて、滅亡や死への恐怖が引き立っていた
続編を希望するほど面白い作品に仕上がっている
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