「【地球存亡の危機に瀕しても、現実を直視しない現代のSNS社会に生きる人々をアイロニック且つシニカルに描いたブラックコメディ。豪華俳優陣にもビックリな作品である。】」ドント・ルック・アップ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【地球存亡の危機に瀕しても、現実を直視しない現代のSNS社会に生きる人々をアイロニック且つシニカルに描いたブラックコメディ。豪華俳優陣にもビックリな作品である。】
ー 巨大彗星が六か月後に地球に衝突することを見つけた、ランドール博士(レオナルド・ディカプリオ)と教え子ケイト(ジェニファー・ローレンス)は、慌てて、NASAに連絡しオグルソープ博士(ロブ・モーガン)の助力で、大統領(メリル・ストリープ)と会うことになるが・・。-
◆感想
・地球存亡の危機の時に、大統領は次期選挙の事しか頭になく、TVのニュースキャスター(ケイト・ブランシェット)はゴシップネタの一つとしてしか、扱わない姿。
いやあ、アイロニックだなあ。視聴率至上主義。地球存亡より、自分の選挙が大事な大統領・・。
・唖然とする、ランドール博士とケイトの姿が、妙にオカシイ。というか、出演者の皆さま、どこかオカシイ人ばかりである。
- アダム・マッケイ監督のお得意技、炸裂か・・。いやあ、やや、手ぬるいなあ・・。-
・変なスマホ会社のCEOが、彗星にはレアアースが沢山ある・・、と言い出した事から、更にこじれる展開。で、政府やスマホ会社CEOのやることなす事、失敗ばかり・・。
- 何か、どこぞの国を揶揄しているとしか思えないなあ。-
<超豪華俳優陣(一体、出演料、総額幾ら何だ!NETFLIX。金ならあるぞ、NETFLIX!)に、期待して劇場に足を運んだが、期待値より、やや斜め下のレベルの出来だったと思ってしまった作品。
それは、物語があちこちに飛んで、ストレートに物語に没入出来なかったからである。
だが、ラストシーンを含め、シニカルでアイロニックなコメディとしては、面白かった作品である。>
ドント・ルックアップは配信になってから見るかもしれません。なかなか観きれなくて。Nobuさんは
良く観ていますネ!🌠レビューも一つひとつ丁寧に書かれていて感心しました。
また、どうぞよろしくお願いします!😆