「おとぎの国での魔法合戦」ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
おとぎの国での魔法合戦
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ベロゴリアというのは9世紀ごろのウクライナの伝説に出てくる王国らしい、端から古代の魔法合戦でなく主人公が現代のモスクワからワープする、現代と架空の世界を混ぜこぜにした冒険活劇、ロシアにディズニーの子会社があったとは知らなかった、子供向けのファンタジーのせいか奇妙な怪物が多く登場、ただ、登場人物のどちらが善で悪なのかよく分からないし主人公の闘う動機が読めませんでした、要するにおとぎの国での魔法合戦であればよかったのでしょう・・。印象に残ったのは魔法使いのおばあさんですが魔法の鍵は呪文ではなく小瓶に入った薬のようなものだったこと、命の水の小瓶を持ち帰って現代の病院にいる瀕死の少女に飲ませ助けるところは素晴らしい善行でしたね。当初、主人公は現代ではペテン師扱いの悪者みたいな設定なので感情移入をためらう違和感を持ちましたが、根は善い人に寄せてくれました。
ラストで主人公の家の家政婦の娘が登場、なんと悪の黒幕の魔女でしたからややこしい、主人公だけでなく現代には架空の世界と交錯する人が意外にいるのかもと、シリーズ化の気持たせでした。
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