ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価
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ちゃんと思い出したらだめ
苦かったなぁ(良い意味で)。舞台劇が大好きで中学生みたいなワチャワチャが大好きな監督が、「ナイト・オン・ザ・プラネット」が大好きなアーティストの書いた曲にビビビと打たれて、色んな好きを混ぜ込んだ寄せ鍋みたいな映画。サプライズもふんだんに盛り込まれてるので、流れに上手く乗れれば楽しく鑑賞出来るのではないでしょうか。「くれなずめ」よりは圧倒的に映画として見やすいかも(笑)。
自分の記憶とクロスオーバーし始めると、去来する思いが増幅する良さがある反面、映画のストーリーと自分のストーリーの脳内マルチタスクが大変になるのでお気を付け下さいましね。
ずっと観てられる映画
集中して2時間観られる環境で、ずっと観ていたくなる映画でした。映画館という空間で観られて良かったです。
ちょっと笑えたりちょっと泣けたり…
どんな話って言われると難しいですが、ひとりで噛み締めたくなる話でした。
この映画に出会えて良かったですし、伊藤沙莉さんが更に好きになりました。帰りの運転楽しかったです。
伊藤沙莉の「うっさ(笑)」の破壊力
伊藤沙莉、池松壮亮、クリープハイプが好きなので観ました。
役者さんは問題ナシ。皆さん演技が素晴らしい。
特に伊藤沙莉、こんなに可愛い方だっけ??と思いながら釘付けだった。
かわいすぎた……
それをプラスしても、
総合的にはうーんという出来だった。
まず1番は、「なんでわざわざ分かりにくい時計を選んだ??」とツッコミたい。
時間軸がわかりづらい。
「花束みたいな恋をした」に雰囲気等似ているが
花束の方がストレートでわかりやすく、
入り込みやすい。
どうしても比べてしまった。
あと、あぁまた出た、高円寺……と思った。
夜中クリープ流して自分に酔ってる大学生が好きそうな映画
ストゼロとタバコと、ミニシアター系の映画かインディーズのバンドの曲を流して灰色のTシャツを着てそうな、笑
今の彼氏と別れたら本当にちょっと思い出して、歌詞の通りいつの間にかママになって字幕より吹き替えで子供のアニメとか見ちゃう人生を辿るんだろうな~~ってなった。
あと屋敷(ニューヨーク)の演技が思ったより良くてびっくり。
帰り道にナイトオンザプラネット流しながら電車乗るのおすすめ。
自分に酔えて最高の気分です。帰り道のドンキでお酒買って帰ります。
脚本が素晴らしかった
100分近い映画で短いような気がしていましたが、少し長かった。でも、決して、悪くなく1200円で観賞しましたが、満足の内容でした。令和5年から物語が始まり、主人公の誕生日を中心に過去に振り返っていき、再び現在に引き戻される構成でした。
演出も演技も自然体で演じているようで、でも、どことなく芝居のようでもある。セリフもキメ細かく明瞭でした。ユーモアも豊富に盛り込まれていて、國村さんと伊藤さんのジェンガシーンや、伊藤さんが耳にタバコを挟んでタクシーを運転する下りは最高でした。
恋愛モノなんですが、伏線がたくさんあって考察してしまい、快感と楽しさ、そして、切なくもある良作の邦画でした。
お金は必要だが重要ではない
冒頭のセリフが頭に残っている
当たり前なことだけど
多分大事なことだ
何のために頑張ってる
淡々と日々を過ごしている
お金のためか
自分のためか
家族のためか
思い出すこともしない
自分に恐れている
唐突にどこかに行きたいと
思ってそこがどこかは
わからない
だから行き先を誰かに決めてもらって
そこへ向かう
自分が動いて初めて見える景色を
その考えが説明していて
心地よかった
車でなくてもコロナでなくても
それはあんまり変わらない気がする
クリープハイプの歌でも聞いて
今まで自分に関わった全ての人を
ちょっと思い出してみよう
映画を見てる間、2人が出会って愛し合って離れるまでの本当に長い長い...
映画を見てる間、2人が出会って愛し合って離れるまでの本当に長い長い時間をまるで一緒に過ごしたかのような感覚になりました。凄く良かったです。あと沙莉ちゃんが可愛いのと、池松壮亮の色気が良かったです。
僕もちょっと思い出しちゃう
池松壮亮がすごいよかったです。
優しい繊細なロマンチスト野郎なんだろうなって感じが。
あの頃はノッてくれた映画の再現も、あっさりすれ違う。
なんで今やねんって彼女は思って、なんであの頃みたいに戻ってくれないのと男は思うっていう。
あぁ、なんかこんなんあったなぁと、僕もちょっと思い出してしまいました。
クリープハイプの曲が良かった。
ナイトオンザプラネット観てみたいと思います。
ちょっとどころかめちゃくちゃ良い
ちょっと思い出す、過去の思い出。
過去に遡っていく構成は同じく伊藤沙莉が出演していた「ボクたちはみんな大人になれなかった」を思い出す。
遡っていくことで、この人何があったのかなぁという謎が次第にわかる構成となって楽しめた。
大きな展開はないけれど、リアルだし、洒落ている。
最後のクリープパイプの曲「ナイトオンザプラネット」が頭を離れない。
ベストなキャスト
主役だけでなく、共演者もイメージ通り
伊藤沙織と池松壮亮のふんわりした演技とクリープハイプの音楽がベストマッチ
物語がふたりが別れてしまった後から始まり、巻き戻されていくが、そこが曖昧だった
いろんな伏線があって、ラストがなるほどとなるが、もう少し、過去に戻っていくところがはっきりと終わるような演出だったらもっと良かった
ほろ甘いほろ苦い
なんともリアルでなんとも切なくて、幸せで切ない。
こんなふうに恋したことを思い起こさせて、途中映画の時間軸のカラクリがわかってタイトルの意味を理解した時にぶわわっと切なさが増して。
カップルできてる方が多かったけど、この映画を観て、変に意地を張らずにふたり素直になってね、とどこから目線かわかんないけど思いました。
大好きだけどもう取り戻せない時間っていうことの重さ切なさを、ひさしぶりにひりひり感じてちょっと嬉しく。
主題歌がたまらなく良くて今もまだ脳内ループ。主題歌をきっかけに映画を観に行くのは初めてだなぁ。
尾崎世界観の出方も結構好きでした。何度か、っててるおが笑うところ好き。
時間軸を理解してからもう一度見返したいなと思った。今日から先着でポストカードをもらえたし、もく先に行かれてた方、もう一度観に行くなら今ですよ!
7月26日
この監督の作品は前作の「くれなずめ」が昨年の個人的ワーストだったので最初は観る気がなかったが、意外な評判の高さで鑑賞
前作より嫌悪感はなかったが、所々出てくる内輪受け感というかゲストのキャスティングが少々鼻につく(タクシーの酔っぱらい三人組はマジうざくて、ある意味で個人的ベストシーンだったが、それに対する伊藤沙莉の突っ込みも良かったスッキリ)
個人的感想なので、はまる人にはメチャクチャはまるし、好き嫌いの問題
主演二人は嫌味なくて良かったです
ただ、ゲスト的に出てくるニューヨークの屋敷とか慶一さんは、どうしても「屋敷だ」とか「あっ、慶一さんだ」ってなるよね
想像以上
岡山では土日だっていうのに朝イチの一本のみの上映。観に来ている人は5人。
「休日は早起きをしない」がモットーの私だけれどどうしても映画館で観たくてアラームをかけました。
感想としては、想像以上に良かった。
てるおの誕生日を軸に物語が描かれていくがその作り方がなんとも上手い、、
「別の道を歩んでいる今」から出会った頃に遡る形でふたりを見ていくけれど、ふっと声を出して笑ってしまう場面も涙が溢れ出てしまう場面もあって、もうこのまま今のふたりには戻らないで、、、と祈ってしまうような終盤でした
個人的には妻を待ち続ける人が言っていた「待っていても来ないならたまにはこちらから迎えに行ってもいいかもしれないです」というような言葉にグッときました。
あと、足を怪我しているてるおをタクシーからおろして走り去る葉ちゃんがミラーを見ながら「追いかけてこないのかよ・・」って言っていてリアルな女の子だなあと思いました笑
そしてやっぱり一貫して池松壮亮さんが最高に良かったです、あの方の言葉では言い表せない魅力って何なんでしょうか、、、
早起きして映画館で観て良かったと思える作品でした
めっちゃ良かっためっちゃ良かっためっちゃ良かった!
沙莉ちゃんが出るってこと以外、前情報全くなしで観ましためっちゃ良かった!
え〜、前半ぼ〜っと観ててあの仕掛けに気づかなかったし、これはもう一回観ないと!
沙莉ちゃん、可愛かったなぁ。すっかり綺麗なお姉さんになっちゃって。
池松くんも素敵だった、本物のダンサーだった。
物語としては、本当に「ちょっと思い出しただけ」で、特に何か大きなことが起こるわけじゃないけど、こういうのをこんな素敵な映画にしちゃう監督とか演者さんとかクリープハイプとか、皆さんに拍手です👏
タバコ演出。
が、くどい。
今時、というか昭和でもくわえタバコで客の髪を切る床屋とか見たことない。
主演二人の演技も、脇の演技も素晴らしいのにもったいない。
あと時系列がよくわかんないからいちいちテロップ入れて欲しかったけど、そうはしたくなかったんだろうな、というのは伝わった。
時計なんか見ちゃいないし。
微笑ましくて
時間が、戻ったりしてて、
良く見てないと。。。。
時間経過が、
ストーリーを作ってる不思議な映画
なにしろ、伊藤さんが可愛くて。。。。
じつは、始めの30分爆睡してましたが、
途中から起きてしっかり観ました!
見終わった後ホッコリしますね。
あの日は、毎年ケーキ買うんでしょうね🍰
東京テアトル発、今年の『花束みたいな恋をした』なるか?"男ってバカ(だけどいいよ)ね" 松居大悟監督が盟友・池松壮亮 × 尾崎世界観と、遂に男女双方から描く恋愛映画は、自分が作ったみたいな映画だった
日常を積み重ねる中での時に思想哲学みたいな会話劇や周辺キャラクターの(伏線回収とまでは言わないまでも気の利かせようとした?)再登場のさせ方・差異を伴う反復なんかが、語弊を恐れずに言ってしまえば自分が書くような、あるいは構想するような脚本みたいで、ちょっと悔しくなった…。あと、時間遡っていく方式で(本作は厳密には違うけど)出会いのシーンで終わるのが好きというのもある。いつもこの監督の出オチみたいなアイデアや構成力には目を引くものがあるけど、本作におけるそれは丸被り。終わり方ラストカットもずるいくらい良かったな〜したいことされて嫉妬したよ。ちょっと思い出しただけというよりがっつり浸ってた。
劇中で出典・引用されるジム・ジャームッシュ監督『ナイト・オン・ザ・プラネット』のように世の中には色んな人がいて、その数だけ生活があるのだと夜空を見て思う。けど、それらを可能にしているのは紛れもなく主演二人の力と化学反応に依るところが大きいと思う自然体な空気感。前作『くれなずめ』主演で松居組に加わった成田凌や、(『ナイト・オン・ザ・プラネット』には出演していないけれどジム・ジャームッシュ盟友)永瀬正敏などと好きな顔が揃っているのも個人的には嬉しいポイントだった。池松壮亮含めこの3人揃っているのは完璧に俺得ってやつ。國村隼がやっているバーなんてあったら絶対通っちゃう、人生相談したい。当たり前だけど演者って大切だ。
せっかくなのでショートケーキ買って帰りました(普段はチーズケーキやモンブラン派でたべないのに)
勝手に関連作『ナイト・オン・ザ・プラネット Night on Earth』『エターナル・サンシャイン』『メメント』『テネット』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
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