劇場公開日 2022年2月11日

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ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価

全329件中、261~280件目を表示

4.5ちょっと思い出す過去は宝物

2022年2月13日
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鑑賞方法:映画館

主役の2人の演技が秀逸。何より2人の声が、もうそれだけでノスタルジー。感情をデフォルメするような発声の間や抑揚に引き込まれてしまい、役者にとって声は武器なんだなと確信した。
東京はキラキラで、エネルギッシュだけど、故に孤独を痛感する街でもあって、葉や照男のように真面目で繊細な若者は、日々葛藤しながら、愛や夢を求めて生きている。そんな不器用な2人の恋愛は、ドキュメンタリーみたいに自然な演技で、終始キュンとした。
タクシーの乗車客には、いろいろな人間模様が垣間見れるように、どの登場人物にも抱えるものが見て取れ、群像劇にも思えた。
また、余計な説明が少なくて、こちらがあれこれ想像できる余白のある映画だった。良質な本や映像作品は、そういうものだよなぁと改めて思った。
最後の場面、葉は、自分の恋愛を昇華して、今の自分や、過去の諸々、そして人生を肯定したのだなと解釈。思い出はやっぱり宝物!

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あやこ

3.5最後にちょっとだけキュンとなった

2022年2月13日
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ONI

4.0日常系。でも見れちゃう

2022年2月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

萌える

やっぱりそれは作り手の力量でしょうか

ストーリーとしては起承転結もないし

本当にただのあるカップルの6年間というだけ。

他のレビュアーさんが書いてある様に

「花束みたいな恋をした」系と言いますか

そういうの、流行ってるん!?

と思ったけど

なんだか見れちゃう。

多分、こうやって丁寧に作られているなら

カップルの数だけ映画出来ちゃうと思うんですけど

性懲りも無く見ちゃうと思います笑

それはやっぱり妙齢の男女設定だから……かなあ

色々、老婆心ながら……

な事言いたくなっちゃうんですよね。

あー、私も昔あったけどね〜

みたいな……ね!

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BAMBi

4.0ちょっと本歌取りしただけ

2022年2月13日
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mookie

4.0愛しさと切なさと伊藤沙莉と

2022年2月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

松居大悟作品は初めてだったが(福岡では彼のエキセントリックな母親が悪目立ちしていて、彼自身にも色物感を感じていたので)、凄く良いじゃない!今まで食わず嫌いしていて申し訳ない!

とにかく主演の二人が滅茶苦茶良くて、特に会話シーンは、どこまでが台本通りでどこからがアドリブなんだろうと思ってしまう程、自然で軽妙でリアリティが有った。
また、クリープハイプの曲からの『ナイト・オン・ザ・プラネット』でそこからの逆算でヒロインがタクシー運転手という設定なのだろうが、この恋愛映画史上初なのではと思えるヒロインの職種というのが、実は凄い発明なんじゃないかと思った。それによって(その職種を選ぶという事で)葉という女性の為人がなんとなく掴めるし、同じ構図(に成らざるを得ない制約上)でも微妙に違っている(差異を見せられる)というのが、映画の主題にも上手く合致していると思う。

ともあれ、『ブルーバレンタイン』等に連なる〝楽しい過去が描かれる程切なくなって来る映画〟の新たなマスターピースの誕生に今は酔いしれよう!

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RT65

5.0ちょっと物悲しくて、笑えるいい映画です。

2022年2月13日
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笑える

悲しい

池松壮亮と伊藤沙莉の会話はなかなか良かったです、是非味わって、くすっと笑ってみてください。

追記
「花束みたい」のように劇的でない、何気ない日常が風のように過ぎていくところはリアルでより一層後を引きます。
言葉にしないと伝わらない、言わなくてもわかる、これに関しては前者が正しいと思います。この歳になって妻と話をしていてつくづくそう感じます。

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ちゆう

3.0説明のバランス

2022年2月13日
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キャスト的によっぽどのことがなければ間違いない映画だなと思って、前情報は全く入れずに見ました。伊藤沙莉はとても良い。池松壮亮は話し方がすごく気になった。普通のちょっとした仕草とかはかなり難しい演技なんだなと再確認できた。そう考えると、森山未來、岸井ゆきの、仲野太賀、伊藤沙莉あたりってやっぱりすごい。演出の問題な気もするけれど。

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齋藤直紀

3.5メメントのラブストーリー版

2022年2月13日
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2022年劇場鑑賞42本目。
最初混乱しますが(うわっ、浮気しておいて何いってんの?みたいな勘違い)「メメント」のように一年ずつ過去に逆上って結果から始まりを描いていくといった趣向になっています。永瀬正敏の役だけもしかしたら時空を超えたファンタジーの存在なのかもしれません。
やっていることは「花束みたいな恋をした」に近いのですが、描き方で斬新な映画になっていると思います。
しかしです。過去と現在を行ったり来たりして描くラブストーリー(最近だと奇しくも同じ池松壮亮主演の宮本から君へがそうでした)はよくあるのに、こういった結末があって遡っていくとただただ切ないんですよね。そこがいいという方がいるのは理解しますが、自分にはただただ辛い時間でした。ちょっと思い出すには結構長い時間でしたよ。

後、映画で喫煙シーンが出てくる時、普通はダークサイドに登場人物が属しているメタファーに使われるのですがこの映画だと自由のメタファーに使われていたのかなと思います。メタファーで普段喫煙しない俳優さんが喫煙されるのは見ていて辛いのですが。

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ガゾーサ

4.0ちょっとどころか・・・

2022年2月13日
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ちょっとどころかしょちゅう思い出すなぁ、
などと考えながら鑑賞した。
向こうはちょっとだけでも思い出すことあるのかな、とか。

描かれない1年の間にはもっといろんなことがあったんだろう。
あーこの人いいな、もしかして自分のこと好きかも、
って思う頃が一番楽しいのかもしれない。

何とも切ない気持ちになる素敵な作品でした。

伊藤 沙莉さんはどんどん魅力的になりますね

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大阪鯉

4.0たまには。

2022年2月13日
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良い恋愛だった。

分かり合えなかった事も、今想うと自身が未熟だっただけ。

しっかりと二人は前に進んでる。

しっかりと今に満足しながら。

それでも、不意に、たまに、「ちょっと思い出しただけ」

この映画を観て、
俺も勇気づけられた気がした。
もう前に進んでるけど
たまには、ちょっと思い出してもいいよな。

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Daichi Kitakata

5.0鑑賞後にじわじわ押し寄せてきた…

2022年2月13日
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なんだろうこの感覚。
映画館を後にしてから、涙溢れてきました。

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deepGO

3.0おまけ映像無し

2022年2月13日
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しんげん

5.0個人的大傑作。今までの恋愛映画を過去にする素晴らしい構成と演出、そ...

2022年2月13日
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しろぶた

5.0切なさを忘れてニヤニヤしてしまう

2022年2月13日
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予告編を観たときから期待感しかなかった本作。クリープハイプの曲を聴いて、映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」を観て臨んでしまった。
7月26日を1年ずつ過去に遡って観ていく方式。だから、あの行動やあのセリフの意味が後で判明するというやつだ。あーこれが後々あのセリフにつながるのかってわかるのは、まだつきあっている(つきあうことになる)シーンのとき。とても幸せなシーンなのに切ないったらありゃしない。別れのシーンはお互い言ってることや考えていることがわかるだけに思い出して余計に切なくなる。あー、これはズルい。
でも、過去のシーンが切ないだけではなく、楽しそうで幸せそう。別れることになるってのを忘れて、2人のセリフ一つひとつにニヤニヤしてしまう。池松壮亮と伊藤沙莉が本当につきあってるんじゃないのかって勘違いするくらいに2人が自然体でいい。こんな恋愛だからこそ、たまに思い出して切なくなっちゃうんだよな。自分の過去の恋を思い出してしまった人も多い気がする。楽しかったよな、あのとき…なんて。それを思い出すのもこの映画の特典なんじゃないかと思ってしまう。
ちなみにクリープハイプの「ナイト・オン・ザ・プラネット」という曲を事前に聴きこんでおいてよかった。むしろこの曲から映画ができたんだな。歌詞が本当に映画そのままだった。
「花束のような恋をした」「ボクたちはみんな大人になれなかった」「明け方の若者たち」といった、過去の恋愛をふり返るエモい映画が近年増えた気がする。そんな映画が大好きな人間だから、言ってしまうのかもしれないが、あえて言おう!傑作であると!(ギレン風に)

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kenshuchu

4.5恋の切なさに加えて、人生のやるせなさも感じさせてくれる

2022年2月13日
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 なんとも切ない作品である。切なさという感情をそのまま物語にしたみたいで、観ていると胃のあたりがだんだん重くなってくる。泣きたいのでもなく叫びたいのでもなく、ただ悲しくて淋しくて苦しい、つまり切ないのだ。

 と言う訳で、本作品の池松壮亮と伊藤沙莉の主演ふたりの芝居に心を持っていかれてしまった。芸達者同士の掛け合いは見事のひと言に尽きる。誕生日を一年ずつ遡るプロットがとてもいい。恋愛映画の新しい形かもしれない。

 十代後半以上なら、どの年代にも向いている作品だと思う。恋の予感や恋のはじまりは人を幸福感に浸らせる。そして恋の思い出は常に鮮烈で、いつまでも色褪せない。思い出すたびに魂が揺すぶられる。だから本作品は、青春に限らず、朱夏でも白秋でも玄冬でも、どんな歳の人にも訴えかけるものがある。

 松居大悟監督の脚本は明治の文豪の小説のようだ。難しい言葉や言い回しがひとつも出てこないのに、内容は深い。主演のふたりには逆に難しい脚本だったと思う。簡単な言葉で複雑な感情を表現しなければならない。松居監督の演出も厳しいものになった筈だ。しかし池松壮亮も伊藤沙莉も、努力の跡さえ感じさせない自然な演技で、脚本にも演出にも完璧に応えてみせた。
 日常的なシーンばかりの映画だが、恋の切なさに加えて、人生のやるせなさも感じさせてくれる。素晴らしい作品である。

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耶馬英彦

5.0誰かのナイトオンザプラレットになったりするのかな

2022年2月13日
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見終わったあと、なんか恥ずかしくなるような、痛くなるよな、でも昔があるから今が自分があるような昔の自分も肯定してもらっている様な素敵な映画でした。
誰にでもある話しかしれないですが、その2人にとっては特別な物だし、あのこの瞬間が一生続けばいいと言う感覚は本当にんかけがえない物であの頃の自分を見ている様でもう戻れない日常を愛おしい思ってしまいました。あの場所、あの映画、あの人の匂いなど世の中にちょっと思い出しただけが溢れているなと切なくもなり嬉しくもなりました。
コロナになって日常はガラッと変わってしまったし、あの時の日常は戻ってないですが、あの頃の自分があったからこそ今の自分があったと思える良い映画でした。
別れがあって出会いがあるのは当たり前の話しだけすが、あの時別れたからいまがあって今の幸せがあるのも今まであった人達がいてなりったってるんだなと思いあの時あった人達をまた思い出したりしています。
あの時はしんどかったど今は本当に感謝しています。生きるって色々ありますがいきってきて本当によかっただけす。過去の自分を肯定できました。
ちょっと思い出しただけで私達はできてるしそれがないと今も生きれない生き物なのかもっと思ったり。でもそこに縋りたいし戻りたい訳じゃなくて本当にちょっと思い出しただけ。
映画の中で2人が見た思いでの映画がナイトオンザプラレットで、この映画も誰かの思い出の映画になったら素敵だなと適当なこと思っていたら、帰りに、映画を見てエレベーターに乗って帰る時、カップルぽい2人が、俺たちは2人でずっと一緒にいようねって言っていたのが、真っ直ぐ過ぎて、可愛らしくてなんか泣きそうになりました。この2人にってこの映画がナイトオンザプラレットにならないでほしいなと心底思いながら、でもそうなればそれはそれで素敵だなと思いながらエレベーターをおり帰りました。

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レビューとは到底呼べないレビュー

4.0どこかしら愛おしくなる映画…映画の作り方としては全く異質だが「花束みたいな恋をした」に続く令和生まれの恋愛映画の佳作。

2022年2月13日
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もーさん

3.5まさに、ちょっと思い出しただけ。

2022年2月12日
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進行が難しかった。
マスクなしタクシーに変わった時に気がつけなくて、なかなか理解できずにかなりのところまで進んで仕組みがわかった。

また、照生のイントネーションは何か意味があったのか?
ずっと気になった。

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けな

4.0演出的な意味でもう一度観たい

2022年2月12日
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木根間

4.5エンディング最高映画

2022年2月12日
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Bigmouth