「醸し出されるこの空気感が好き。」ちょっと思い出しただけ momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
醸し出されるこの空気感が好き。
団地の一室がむちゃいい。
池松のゆっくりした感じ&優しい眼差しがいい。
葉の好きなところは照生と同意!
出勤時に通る階段も、公園も、お地蔵さんもいい。
商店街も、そこで歌っている人もいい。
葉と照生の恋なやりとりに、
いつのまにかちょっと、
にやけてしまっただけ。。
ラストは「La•La•Land」と同じく、見たくなかった現在が。。
主役の恋人たちが別の人と家庭を築いている未来を見せられるのは
ほんと胸が締めつけられる。。
とても心地よい映画。
そしてほろ苦い映画。。
コメントありがとうございます。誠に恐縮です。二人の交わすセリフは短く、見つめ合っている時間はゆったりと長かったように思えたのです。二人に言葉はいらないみたいな。
階段の下にひっそりいらしたお地蔵さんも、手を合わせる池松さんも良かったですね。
Momokichiさん、コメントどうもありがとうございます♪
誰もが胸の奥に隠し持っているほろ苦い思い出の扉を優しく開けてくれたような作品でしたね。
向こうもこっそり私のことを思い出してくれることはあるのかなぁ、あってほしいなぁ、なんて考えてしまいましたw
今晩は
今作は松居監督が言っているように、「ナイト・オン・ザ・プラネット」に敬意を表した作品ですよね。
で、遥昔に観た「ナイト・オン・ザ・プラネット」のパンフレットを書棚の奥から引っ張り出し読むと、全短編の詳細なト書きがあり、矢張りコーキーを女優に勧誘しようとしたヴィクトリアがタクシーを降りる際にコーキーに対して”ちょっと待って・・”と言うセリフがあります。
今作の様な、ジム・ジャームッシュ監督作品でよく使われるオフビート感を出せる稀有な邦画監督であると、私は松居監督を位置付けています。では。